Kura Master本格焼酎・泡盛コンクール(仏)2023:選ばれた受賞酒は?

Kura Master本格焼酎・泡盛コンクール2023:日本の酒文化とフランスの評価の融合

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焼酎と泡盛のコンクール、Kura Masterの紹介
フランス・パリで開催される権威あるイベント
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2023年度Kura Master本格焼酎・泡盛コンクールの結果

審査の概要と審査員の紹介

今年で3回目となる本コンクールも、バーマンやカーヴィストなどフランス飲食業界で活躍するプロフェッショナルが審査員を務めました。

審査委員長のChristophe Davoine(クリストフ・ダヴォワンヌ)氏を含む M.O.F(フランス国家最優秀職人章※1)の称号取得者2名や、ペニンシュラホテルのシェフバーマン、オテル・ドゥ・クリヨンのファーストバーマンら38名の審査員が、ブラインドによるテイスティング審査を行いました。

選出された賞の種類と部門ごとの受賞酒の紹介

審査員賞(各カテゴリーのトップ)受賞酒

  • 芋部門:さつま無双株式会社「もぐら 群青」
  • 米部門:メルシャン株式会社「米芳醇」
  • 麦部門:柳田酒造合名会社「青鹿毛」
  • 黒糖部門:沖永良部酒造株式会社「稲乃露」
  • 泡盛部門:有限会社 八重泉酒造「島うらら」
  • バラエティー部門:クマエ蒸留株式会社「バナナリキュール」
  • 樽貯蔵部門:株式会社紅乙女酒造「紅乙女樽FRENCH OAK 長期貯蔵」
  • プレステージ コウジスピリッツ部門:クマエ蒸留株式会社「キャッサバスピリッツ(白)」

選ばれた理由

信頼できる審査員によるブラインドテイスティング審査で厳正に審査されました。
選出されたポイントは品質と特性に基づくお酒の評価です。

 Kura Masterの意義と影響

  • フランスにおける日本酒人気の背景とトレンド
  • 本格焼酎と泡盛の国際的な評価の向上
  • カクテル市場への新しい材料としての期待

     審査委員長の感想と今後の展望

審査委員長のクリストフ・ダヴォワンヌ氏のコメント

審査委員長であるChristophe Davoine(クリストフ・ダヴォワンヌ)氏は、「2023年も無事にコンクールが終了致しました。蔵元の皆様には、素晴らしい蒸留酒を私たちに託して下さったことに改めて感謝を申し上げます。本当にうっとりするような、驚くべき出品酒を審査することができました。また、コンクールの場を通じてバーマンやソムリエたちと再会し、完璧な運営と最良の環境の元で出品酒を試飲することが叶いました。早くまた日本を訪問し、蔵元様や生産者様とお会いして、審査員たちにも素晴らしい日本の酒文化を発見してもらいたいです。」とコメントしています。

日本への再訪と酒文化の深化への期待

フランスでは近年、日本産ウイスキーの人気を筆頭に、和製テイストのジンやリキュールへの注目が高まっています。フランスの一流バーマンである審査員たちは、Kura Masterコンクールを通じて本格焼酎や泡盛の魅力と出会い、彼らのホテルやバーで新しい商材となるカクテルを生み出す意欲を持っています。市場では益々、創造性の高いミクソロジーが求められる中、本コンクールを通して、まだ知名度の低い本格焼酎・泡盛への関心を高め商流拡大につながることが期待されています。

日本酒と焼酎の新たな可能性

フランスのバーマンと日本酒の融合

バーマンの視点から見た日本酒の魅力
フランスの一流バーマンである審査員たちは、Kura Masterコンクールを通じて本格焼酎や泡盛の魅力と出会い、彼らのホテルやバーで新しい商材となるカクテルを生み出す意欲を持っています。

 未来への展望

  • Kura Masterの今後の発展と国際的な認知度の向上
  • 日本酒の魅力を世界に広めるための取り組み

    なお、8月28日(月)に在フランス日本国大使公邸で行われる授賞式では、プラチナ賞に選出された出品酒の中から、審査委員長のChristophe Davoine(クリストフ・ダヴォワンヌ)氏が選出した「プレジデント賞」1銘柄を発表します。授賞式終了後、プレジデント賞や審査員賞に選ばれた銘柄については、フランスのトップクラスのレストランやバーへの採用に向けて、同日開催される現地輸入業者やプロへの試飲交流会でも披露されます。

 

 

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