ボジョレーヌーボー2018年。品質を左右する作柄状況は良好です。

ようやく暑い夏も終わり、秋の気配を感じる季節へと変わり始めました。

9月になるとワイン好きの私は、早くも11月のボジョレーヌーボー解禁日に思いを寄せます。

今年も待ちに待ったボジョレーヌーボー解禁日が近づいてきました。


毎年楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。


では、今年2018年ボジョレーヌーボー解禁日はいつでしょうか?

毎年11月の第三木曜日を解禁日と定められており、2018年は11月15日(木)になります

そこで気になるのはブドウの作柄状況です。

この作柄状況でボジョレーの品質が大きく左右されるのです。

自然の影響を受けるので、その年によって様々な気象現象が発生します。

2018年の作柄状況はどうでしょうか?


調べてみました。

今回の調査に当たっては、私も日頃美味しいワインを注文しているワイン通販専門店「リカープラザえちごや」さんのホームページを参考にさせていただきました。

「リカープラザえちごや」さんは、豊富な品揃えはもとより、店長のワインへの深い愛情が高じて、ワイン界に影響を及ぼす重要人物たちと数多く接して直接お話を聞く機会を積極的に持っていることで信頼性の高いお店です。

ホームページではワイン界の要人に直接話を聞いて得た正確で豊富な情報満載で、興味ある方は是非覗いて見てください。

「ワインってこんなに奥が深いんだ! 」と思うこと間違いなしです。

ワイン通販専門店「リカープラザえちごや」

 

それでは、肝心の2018年のブドウの作柄状況を見てみましょう。

ボジョレー2018年の品質に影響するブドウの作柄状況

ブドウの品質について2018年春からの作柄状況が鍵になってきますので、2018年3月からについて見ていきましょう。

<2018年3月>作柄状況


1 月はかなり気温が高かったのに対し、2 月末は寒い日が続き、外の気温はマイナス12 度にまで下がりました。


3 月はすべてのエリアで雨が多く降りました。栽培農家は冬の作業(11 月末から3 月中旬)である葡萄樹の冬期剪定 を行います。

剪定作業は、時間と忍耐 を必要とする仕事です。

剪定は、主に翌年の収穫を考えて葡萄の木を整えます。

今年は、昨年の春に霜の害を受けて枝がダメージ を受けているため、剪定はより難しい作業となりました。

よい枝を選ぶのはとても難しい仕事です。

出典:リカープラザえちごやHomePage

写真は垣根仕立ての葡萄樹です。1 本の幹から1 本の枝を伸ばし、ワイヤーに固定します。

そして来年のために2 芽を残します。

今年は、葡萄の芽ぶきは4 月中旬を予測しています。

2017 年に比べると10 日から15 日ほど遅くなるでしょう。


出典:リカープラザえちごやHomePage

若葉の先に、花穂が出始めているのが分かります。

葡萄栽培者たちは今、摘芯(脇芽の基部から切除することで中心茎の成長を促進する。または脇芽の途中から切り詰め、更に脇芽の萌芽を促しこんもりと仕立てる剪定法)の作業に移っています。

これは良い成長が見込めない芽を主幹や母枝、若枝から摘み取り、最も良い芽だけを残すための作業です。

この時期の葡萄の樹はウドンコ病やベト病などの疾病に敏感です。

私たちはすでに葡萄の葉に菌が繁殖していないかどうか調査を行っています。

そして今のところ菌の繁殖しているという報告はありません。

<2018年6月>作柄状況


夏がやってきました! 2 週間、激しい雨が降った後、畑ではまさに夏らしいスピードで葡萄の生育が進んでいます。

受粉が終わり、葡萄は小さな実をつけ始めました。

花ぶるい(結実不良)によって、一部の花しか結実せず実がまばらにしかつかない房も見受けられます。

この現象は自然なものですが、天候不順が原因で起こることもあります。

その結果、少ししか実がついていない房が出来ます。

出典:リカープラザえちごやHomePage

生育の早い区画では、最終段階に入りました。

細胞分裂と増長によって実のサイズが大きくなってきました。

葡萄の実はそれぞれが密着するまで成長を続けます。

今のところ、量も十分で素晴らしい収穫が得られるだろうと予測しています。

この1ヶ月間、栽培農家達は整枝などのキャノピー マネジメントを行っています。

まず、房のつかない枝を取り除きます。

また、伸びすぎた枝の上部をカットし、葡萄の実に栄養分がいくようにします。

た、害虫対策も行います。 葡萄の木の根元の草を取り除き、また畝と畝の間の草を刈ります。

出典:リカープラザえちごやHomePage

6 月12 日頃、いくつかの区画でベト病の兆候が少し見られました。

月初は、天候が悪く、栽培農家達はベト病の防除に苦労しました。

しかし、幸運にもその後は雨が降らず、乾燥した天候になったおかげでベト病が広がらずに済みました

また、葡萄がまだ成長途中で繊細なため、ウドンコ病が発生している区画も少しありました。

現段階の葡萄畑はとても健全な状態です。生育の早い区画では、収穫を8 月26 日ごろにスタートさせる見込みです。

7月以降の作柄状況については順次入手でき次第更新していきます。

 

ボジョレー2018年品質・ブドウの作柄状況を踏まえたワイン委員会のプレスリリース


こうした作柄状況ではどのようなボジョレーに仕上がるのでしょうか?気になりますよね。

SOPEXA JAPONボジョレワイン委員会から素晴らしいレポートが発表されましたので以下に掲載します。

”2018 年ヴィンテージ 理想的な条件の下、すばらしいヴィンテージへの期待高まる”

出典:リカープラザえちごやHomePage

リエルグにて7 月31 日に撮影 c. Inter Beaujolais

ボジョレーでは、ぶどうの生育サイクルが目覚ましい進行を見せています。

春以降、素晴らしい天候条件に恵まれたおかげで、現在影響が出始めている乾燥にも関わらず、ボジョレーのガメイとシャルドネは模範的とも言える衛生状態を示しています。

激しい雷雨もなく(南部では一部懸念されるも影響なし)、病害もなく、防除処理も少なく済み、今年、HVE(環境価値重視)認証取得への取り組みを開始した多くの生産者にとっても、励みとなる1 年です。

ぶどうは平均して、2017 年よりも2 日早い7 月23 日から色づきが始まりました。

現地で収集された初期データより、ボジョレー地区全体において例年並の収穫量が予想されます。

全ての生産者において、平均的に収穫が得られるのは近年では稀なことです。

品質面では、現在のところ全体として今年のヴィンテージは、収穫時期やフェノール類の凝縮度において2009 年、2011 年、2015 年、2017 年と同じ傾向が見られています。

ボジョレーワインの新たな戦略が立ち上げられた今年、この素晴らしいヴィンテージの到来はまさにうってつけのタイミングと言えます。


一方で、現在のところ優れたヴィンテージと予測される2018 年ヴィンテージですが、「ぶどう果汁は8 月に作られる」という慎重な先達の言葉にしたがって引き続き注意深く見守る必要があります。

 

なんとも期待できるレポートですね!

 

2018年ボジョレーに大きな期待を寄せて、私は早速「リカープラザえちごや」さんにとっておきのボジョレーワインを予約しました。

そのワインは、2013年にボジョレー・ヌーボーリヨン杯で最高金賞(420銘柄のヌーヴォーの中からわずか8銘柄が最高金賞)を受賞、は2016年には、2015年に続き金賞を受賞した「ルイ・テット”ル・ポッド”ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」です。

9月時点での予約価格は税抜きで1980円です。

2018年のボジョレーの品質に大きな期待を寄せることが出来る現時点で、このようなワインがこの価格で飲めるとは、素晴らしい!

ワイン通販専門店「リカープラザえちごや」

 

今から11月15日に届くのをわくわくして楽しみにしています。

【厳選お奨めワイン】1万円(税込)以上お買上で送料無料!!

 

まとめ

今年のボジョレー解禁日は2018年は11月15日(木)になります。

ワイン好きの私としては、ある種のお祭り気分を持ちつつ、今年はどんな品質のワインが出来るのだろうかと今からわくわくしています。

皆さんも、この機会にボジョレーをオーダーしてみたらいかがですか?

(今年は2018 年ヴィンテージ 理想的な条件の下、すばらしいヴィンテージへの期待高まる!:INTER BEAUJOLAIS Communique de presse 2018ボジョレワイン委員会プレスリリース):期待できますね!!

 

いかがでしょうか。ボジョレーに興味を持たれた方は次の記事も参考になります。

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