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ボジョレー解禁!2020年の出来は?知識満載で教えます。

 

いよいよボジョレーヌーボー解禁(2020年11月19日)がやってきます。

他の国に比べて日本では特に解禁日を楽しみにしている人が多いのです。

事実、日本の10~20倍のワインを飲んでいる国々が多数あるにも関わらず、ボジョレーヌーボーの輸入量においては日本が圧倒的に他国を上回っています

日本人は何かとイベント好きなため恒例化したのだと思われます。

私も、毎年ボジョレーの解禁を楽しみしております。

しかしコロナの猛威が全世界で広がって、いまだ終息の見えない今年のボジョレーはどうでしょうか?

心配ですね!!

[aside type=”boader”]そこで、ボジョレーに与えるコロナの影響と2020年のボジョレーの出来について記事にしました。[/aside]

 

この記事を通して得た知識をもとに、うんちくを傾けながら2020年産の美味しいボジョレーを楽しもうではないですか!

ボジョレーに与えるコロナの影響

[keikou]ボジョレーの解禁日は毎年11月の第3木曜日と決められています[/keikou]。

昨年は解禁日の20日前の10月31日に、生産者から海外への輸出が可能になっていましたが、今年はコロナの影響で航空会社の大幅な減便により解禁日に向けてスムーズに出荷ができるか懸念されていました。

そこで、ボジョレーワイン委員会(ドミニク・ピロン代表)は出荷のルールを緩和して、ワインが生産者から出荷される日付を例年より1週間早い10月5日に定めました。

これにより、フランスから外国へ輸出が可能となるのは解禁日の38日前の10月12日となることを発表し、輸出は昨年より18日、前倒しされることになり、[keikou]日本の消費者のもとへ、解禁日にお届けすることが現実的に可能[/keikou]となりました。

毎年楽しみにしている私にとっても一安心です:ホッ!

そこで気になるのは2020年のボジョレー・ヌーヴォーの出来です。

今年は穏やかな冬と温かい春に恵まれ、ブドウの芽吹きが早く、フランス各地では早期の収穫が見込まれています

ボジョレーワイン委員会によると8月下旬の早期収穫になる可能性が高いとのこと。

これによって生産者元の出荷日を早めた影響を受けずに、例年同様の十分な生産時間を確保できるためワインの品質も保証できるそうです。

同委員会によると今の時点(7月)の段階では、2000年と2011年で、どちらもワインアドヴォケイト誌のヴィンテージチャートで91点を獲得したヴィンテージと類似しているといわれています。

現時点では上々の出来が期待できそうですね。

ボジョレーワイン委員会からの続報がありましたら、またお伝えしたいと思います!

 

ボージョレーヌーボーとは

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フランス.ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で造られる、その年に収穫された[keikou]ガメイというぶどう品種[/keikou]をその年に仕込む、フレッシュな「新酒=ヌーボー」です。

【一口メモ】:ガメイとは

ポジョレーヌ一ポーで使われているぶどう品種です。

ガメイのワインの色や香りは?
ガメイのワインの色は明るい赤色をしています。
香りは、甘ったるい感じのラズぺリーや野いちごの香りです。
いちごの香りがするぶどうでピノノワールが有名ですが、ピノノワールほどふわっと広がるようには香りません。
ソムリエさんは、「黒糖やジャムの香り」と表現するようです。
一言で表現するとガメイのワインの味は「ぶどうジュースのように飲みやすい!」のように[keikou]果実味たっぷりで軽く酸味のあるフレツシュな飲み口[/keikou]です。

 

解禁日11月第3木曜日の秘密

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現在、ボ一ジョレヌ一ボ一の解禁日は毎年11月の第3木曜日ですね。

今年2020年は11月19日が解禁日です。

しかし一番最初は11月11日が解禁日だったのです。

それは、ボージョレ地区で最も収穫の早いワインが出来あがるのが、おおむねこの日のちかくであり、さらにこの日はサン・マルタンの日という聖人の日であったため、縁起も良いしボ一ショレヌ一ボ一の解禁日にしよう、ということになったのです。

ボジョレーヌ一ヴオーが世界で注目を集めはじめた頃、ワインの売り手たちはいち早く出荷しようと競いはじめました。

その結果、質の悪いワインも出回ってしまい、せっかく世界に認められたボジョレーの評判を落としかねないほどひどい状態でした。

そこで1967年、フランス政府は、ワインの品質を下げないために解禁日を定めたのです。

一番近い別の聖人の日、サン・タルべ一ルの日である[keikou]11月15日に解禁日を移しました[/keikou]。

しかし、そこで再び問題が発生しました!

解禁日を固定してしまうと、年によっては土曜日や日曜日になってしまい、フランスでは日曜日は殆どのワインショップ、レス卜ランがお休みなので、売れ行きにも大きな影響が出てしまうということです。

そこで、フランス政府が1984年に「毎年、11月の第3木曜日」を毎年変動する解禁日に設定」という解決策を考案しました。

それが現在の[keikou]「11月の第3木曜日午前0時」に解禁!日付変更線の関係上、日本では本国フランスよりも早く解禁日を迎えるのです。[/keikou]

世界で一番早くボジョレーヌーボーを味わえるのですから、是非仲間を誘って盛り上がるのも良いのでは!

今世紀最高になるかもしれない期待の今年のボジョレーヌーボー!。

今年は買ってみようかな?と考えている方に[keikou]ボジョレーヌーボーの選び方と注意点を紹介[/keikou]いたします。

ボジョレーヌーボーの選び方

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まず、ボジョレーヌーボーと一口に言っても、実は種類があるんです。

それは等級です。

等級というと肉に関する等級(A5~C1)を思い出します。

アルファベットA~Cは「歩留等級」を表し、「標準がB」、「標準より良いのがA」、「標準より劣るのがC」となっています。

一方、数字1~5は「肉質等級」を表しています。「サシの入り具合(霜降りの度合い)」をベースに、「肉の色つや」、「肉の締まり具合・きめ細やかさ」、「脂の色つや・質」を加味して評価すし、1等級~5等級格付けされており、霜降りが多いほど数値が大きくなります。

ボジョレーワインも、こうした肉と同様に格付けされています。

良い順に、

  • ボジョレーヴィラージュ
  • ボジョレースペリュール
  • ボジョレー

となっています。

従いまして「ボジョレー」と名前が付いていても、品質上差がありますので注意して下さい。

一番等級の高い、ボジョレーヴィラージュはボジョレー地区の中でも、特にレベルの高い村の、質の良いブドウを使用したもので、ボジョレーブランドの最高品で、ボジョレースリュール・ボジョレーとの間には大きな差があります

今年の美味しいボジョレーを飲みたいと思っておられる方は、[keikou]是非ボジョレーヴィラージュを選んでください[/keikou]。

 

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ボジョレー・ヌーボー愛飲国は日本

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ワインメーカーやぶどう農家がその年の収穫を祝ったり、販売業者がその年の購入量を決める目安にしたりというのが、ボジョレー・ヌーボーの本来の飲まれ方なのです。

2007年のデータによると、なんとボジョレー・ヌーボーの46%は日本が輸入しています。

日本人の年間ワイン消費量は2リットルですが、ヨーロッパの国では少なくて20リットル以上、消費の多いイタリアはなんと48リットルです。

日本の10~20倍のワインを飲んでいる国々が多数あるにも関わらず、ボジョレー・ヌーボーの輸入量においては日本が圧倒的に他国を上回っているのは、日本人は何かとイベント好きなため恒例化したのだと思われます

さて、ここでお祭り的な人気でボジョレーヌーボーが日本で愛飲されている背景に、広告の盛り上がりをあげることが出来ます

日本でも毎年、「今年のボジョレー・ヌーボーはいかに素晴らしい出来栄えであるか」をうたったコピーが、販売店にあふれます。

解禁日の訪れに伴い、このコピーを楽しみにしている人も多いのだとか。

ところで皆さんは、ボジョレーヌーボーに付き物のキャッチコピーには2種類あるってご存知でしたか?

一つは「販売業者」が、一つは「ボジョレーワイン委員会」がつけています。

どんな違いがあるのかというと、販売業者がつけるキャッチコピーはどちらかというと誇大広告気味となる傾向があります。

ワインを販売したいので、少し大げさなコピーをつけるようですね。

従ってそのぶん分かりやすくインパクトのあるキャッチコピーとなっています。

一方、ボジョレーワイン委員会は控えめなキャッチコピーです。

こちらは玄人向けな感じがします。

過去の出来についてご覧いただけるとよく分かると思います。

今までのキャッチコピーを見てみましょう。

販売業者のキャッチコピー

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2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来」
2003年「110年ぶりの当たり年」
2004年「香りが強く中々の出来栄え」
2005年「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
2006年「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
2007年「柔らかく果実味豊かで上質な味わい」
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2010年「2009年と同等の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」
2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」
2016年 「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」
2017 年「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい」
2018年「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」
2019年「有望だが、生産者のテクニックが重要な年」

引用:Wikipedia

ボジョレーワイン委員会のキャッチコピー

2002年「色付きが良く、しっかりとしたボディ」
2003年「並外れて素晴らしい年」
2004年「生産者の実力が表れる年」
2005年「59年や64年、76年のように偉大な年の一つ」
2006年「とてもうまくいった年」
2007年「果実味が豊かでエレガント」
2008年「フルーツ、フルーツ、フルーツ」
2009年「数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年」
2010年「果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた」
2011年「3年連続で、偉大な品質となった」
2012年「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」
2013年「繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ」
2014年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」
2016年   「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」
2017年「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい 」
2018年「2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう」

引用:Wikipedia

いかがですか?その違いがお分かりになれましたか?

 

ボジョレー・ヌーボーの産地ボジョレーとは

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ボショレ一は、フランス パリの東南に位置するブルゴ一ニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がるなだらかな丘陵地区です。

花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、黒ぶどう「ガメイ」との相性が非常によい土地です。

ボジョレーの赤ワイン、ロゼワインはガメイからつくられています。

この地では白ワインやロゼワインもつくられていますが、ほとんどがガメイからつくられる赤ワインです。

ボジョレーヌーヴォーとしては白ワインは認められていません

ボジョレー地区での独特なボジョレーヌーボーの製造過程とは

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ワインのつくりかたも他の地区のワインとは、違います。

通常は、発酵の前にぶどうを破砕しますが、ここでは収穫した「ぶどうの房を、そのままタンクにいれて発酵させます。

こうすることで、ぶどうの重さでぶどうが割れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満します。

そして、ぶどうの実の内部でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれます

皮から色素が溶け出し、タンニンの少ないきれいなルビー色のワインになるのです。

この製法はマセラシオン・カルボニック製法と言われ、フレッシュでフルーテイな魅力あふれた味を作り出します。

ボジョレー地区で夏の終わりに収穫したぶどうを、その年のうちに仕上げた新酒がボジョレーヌーヴォーです。

もともと、ぶどうの収穫に感謝し、祝うとともに、その年のぶどうの作柄を確かめるためにつくられたとも言われておりフレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力です。

ボジョレーヌーボーの歴史

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ボジョレー地区では、紀元2世紀ごろからワインづくりが始まっていると言われるほど長い歴史があります。

冷蔵設備のない時代ですので、人々は近くの醸造所へ行きワインを測り売りで買って、出来たてのワインを愉しんでいたのです。

1900年代中頃まで、ボジヨレーのワインはポジヨレ一地区周辺の限られた地域の人たちだけの愉しみでした。

1951年、フランスでは、軍隊への供給を確保するために、ワインの出荷を12月15日まで制限すると省令が出されました。

それを受けてボジョレ一の生産者協会は心躍るようなフレッシなボジョレ一新酒を、通常よりも早く販売したいと申請を起こしたのです。

その想いが通じ、その年の11月13日、許可が下り12月15日の解禁を待たずに今現在から販売することができるワイン」がとして許可を受けたのです。

この時初めて「ボショレーヌーヴォ一」と呼ばれるワインが正式に誕生したのです

このようにして誕生したボジョレ一ヌーヴォーが、世界中で飲れるようになったのは、第2次世界大戦後のことでした。

その背是には、ボジョレの帝王として知られる醸造家ジョルジュデュブッフの努力がありました。

彼は、かっては地元のガブ飲み用のワインでしかなかったボジョレー地区の素朴な地酒ではあるが、ボジョレーワインの素晴らしさを、もっと多くの人に知ってもらいたいと考えました。

ばらばらに活動していたぶどう農家をまとめ、大規模なイベントを考え

「LEBEAUJOLAIS NOUVEAU EST ARRIVE !  (ボショレ一ヌーヴォーがやってきた!)」というポスタ一とともに、世界中の人に、心躍るフル一テイな味わいを伝え、フアンを増やしていったのです。

たった一代で、はつらつとした生気あふれる世界の名ワインにまで磨きあた偉才といえるでしょう。

 

原産地統制名称(AOC)

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一般的にワインを買う際にラベルを見ますね。

そこには「アペラシオン・・・コントロレ」と書いてあるのに気付かれるでしょう。

では、その表示の意味はなんでしょうか?

Appellation d’Origine Controlee (アペラシオン・ドリジヌ・コントローレ)の略称で、原産地呼称のことです。

フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るため1935年にフランスで制定された規制をAOCと呼びます。

AOCワインはフランスワインの中でも最高級ワインということになります。

AOCを名のるためには、その土地で収穫されたぶどうのみを使用し、その土地に決められたぶどう品種を使用し、単位面積あたりのぶどうの最大収穫量も決められ、さらにはぶどうの糖度、ワインの醸造方法、最低アルコール度数、最低熟成期間などいろいろな基準が細かく定められており、これをクリアした上でINAO(フランスの原産地呼称国立研究所)の厳しい検査をパスし、専門家のテ一スティング・テストに合格する必要があります。

このようにAOCワインは、フランスワインの中のエリー卜中のエリートということになります。

このためAOCワインは、全フランスワイン生産量のうち約33%しかありませんが、日本に輸入されているワインのほとんどが、このAOCワインです

AOCワインでは『Appellation (原産地名) Controlee』と表示されています。

原産地名の大きさの単位は、地方名> 地区名> 村名> 畑名の順番となっており、この単位が小さくなるほど規定が厳しくなり、値段も高額になってきます。

一口にボジヨレーヌ一ボーといつても、種類も地方名、地区名、村名、畑名の4つあり、値段もレペルによって変わつてくるのです。

参考までに地方名・ 地区名・ 村名・ 畑名について掲げておきます

地方名

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シャンパーニュ地方
ブルゴーニュ地方
コート・デュ・ローヌ地方
ボルドー地方
アルザス地方
ヴァレ・ドゥ・ラ・ロワール地方
プロヴァンス地方
ジュラ地方
サヴォア地方
ラングドック・ルーション地方

地区名

シャンパーニュ
・モンターニュ・ド・ランス地区
・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区
・コート・ド・ブラン地区
・コート・ド・セザンヌ地区
・オーブ地区

ブルゴーニュ
・コート・ド・ニュイ地区
・コート・ド・ボーヌ地区
・コート・シャロネーズ地区
・マコネー地区
・ボージョレ地区
・コトー・ド・リヨネ地区
・シャブリ地区

コート・デュ・ローヌ

ボルドー
・メドック地区
・グラーヴ地区
・リブルネ地区(サンテミリオン地区,ポムロール地区)
・ソーテルヌ地区
・アントル・ドゥ・メール地区

アルザス(AOC名が葡萄品種となっている.)
・Riesling(リースリング)
・Muscat d’Alsace(ミュスカ・ダルザス)
・Gewurztraminer(ゲヴェルツトラミナール)
・Tokay-Pinot Gris(トケイ・ピノ・グリ)
・PinotNoir(ピノ・ノワール)
・Pinot Blanc(ピノ・ブラン)
・Sylvaner(シルヴァーナ)

ヴァレ・ドゥ・ラ・ロワール
・ナント地区
・アンジュ、ソミュール地区
・コトー・デュ・レイヨン地区
・トゥーレーヌ地区
・中央フランス地区

プロヴァンス
・Cotes de Provence(コート・ド・プロヴァンス)
・Cassis(カシス)
・Bandol(バンドール)
・Palette(パレット)
・Bellet(ベレ)
・Coteaux Varois(コトーヴァロア)

ジュラ地方
・Arbois(アルボア)
・Chateau-Chalon(シャトーシャロン)
・L’Etoile(エトワール)

サヴォア地方
・Crepy(クレピー)
・Seyssel(セイセル)

ラングドック・ルーション地方
・Cotes du Roussillon(コート・デュ・ルーション)
・Collioure(コリウール)
・Corbieres(コルビエール)
・Blanquette de Limoux(ブランケット・ド・リムー)
・Coteau du Languedoc(コトー・デュ・ラングドック)
・Costieres de Nimes(コスティエール・ド・ニーム)

さらに厳しいAOCとして
村名(ポーイヤック、ヴォーヌ・ロマネなど)
畑名(ラ・ターシュなど)
などがあり範囲が狭くなるほど規定が厳しくなります。

 

おいしい飲み方

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そこで、いくつかの美味しく飲むための方法を紹介しましょう。

ワインは寝かせるほど熟成されるイメージがありますが、ボジョレーヌーボーは保存しても美味しくなりません。

具体的な飲み方は、ボトルを寝かせて保存し、飲む前に冷蔵庫に1時間程度入れて10~12℃くらいに冷やしておきますと、より美味しく味わえる温度になります。

よくワインを飲むときに、ワイングラスを回して香りを楽しみながら、飲むことが一般的ですが、ボジヨレーヌーボーの場合は、この飲み方はあまりオススメしません。

新酒のワインなのでフレツシユな風味を楽しむためのワインだからです

もともと香り自体が少ないので、飲む際は口の狭いグラスを使うと、比較的弱いといわれるボジョレーの香りを逃さずに楽しむことができます

ポジョレヌ一ポーに合う料理

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先ほどもお伝えした通りボジョレ一ヌーボーは、普通の赤ワインと違い、新酒なので、薄味で軽めの料理が合います。

このようなことから、和食と相性があるワインなのです。

また、フル一ティな味わいなので、さつまいも、かぼちゃ、栗などのような少し甘い料理とも合います。

また、お肉料理と合わせるのであれば、あつさりとした鶏肉料理がベス卜!
肉じやが、筑前煮などの料理がいいですね。

洋食の場合であれば、
かぼちややきのこを使ったグラタン
鶏肉のワイン煮込み
などの料理がオススメ。
ちなみにつまみであれば、
生ハム
サラミ
力マンベール
クリームチーズ
などがオススメです。

その他、鶏肉のクリーム煮、合鴨のソテーや、ハム、ソーセージ、パスタなど、幅広いジャンンルの料理と合わせることができます。

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あなたのお好みで、最適な組み合わせ、マリア一ジユを探してみてください。

【一口メモ】:マリア一ジユ

飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理の組み合わせについていう。

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さて、今回は、「ワインと楽しみたいバル料理」ベスト3の簡単レシピをご紹介します!

【一口メモ】:バル(バール:Bar)とは

バル(バール:Bar)は、英語のBar(バー)と書いてスペイン語で「バル」、イタリア語で「バール」と発音されます。

バル(バール:Bar)とは食堂とバーが一緒になったような飲食店を指し、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパにおいては酒場、居酒屋、軽食喫茶店のことです。

また、バルは、コーヒー類を飲んだり、地域のコミュニケーションの場所としても使用されており、コーヒー、ビール、ワインなどのドリンク類やタパスやピンチョスといったおつまみを提供しています。

 

ベスト3の簡単レシピ(出典:レシピブログ)

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【第1位】残ったオイルもまた旨い!「アヒージョ」

お好みの食材をオリーブオイルとニンニクで煮込む「アヒージョ」。
その定番といえばやっぱりマッシュルームです。エビとマッシュルーム、みじん切りにしたニンニクを鍋に入れ、油を具の半分が浸るくらいに注ぐだけ。
弱火でじっくり火を通していくと、作りながらついついワイングラスに手が伸びるとびきりの香りが漂ってきます・・・。

⇒ レシピをチェックする場合はこちら

【第2位】野菜もたっぷりいただける「バーニャカウダ」

イタリア北西部のピエモンテ州の名物料理「バーニャカウダ」。
バーニャは「ソース」、カウダは「温かい」という言葉のとおり、野菜にアンチョビ入りの温かいソースをつけていただきます。
こちらの簡単レシピ、アンチョビをみじん切りにしたら、ゴムべらですりつぶすように混ぜながら煮るのがポイント。

⇒ レシピをチェックする場合はこちら

【第3位】ひと工夫、が腕の見せどころ「生ハム」

そのまま食べてもおいしい「生ハム」ですが、チーズ、野菜、果物・・・とさまざまな食材との相性の良さを無視するわけにはいきません。
写真の「かいわれ大根&チーズのくるくる生ハム巻き」ならたった3分で完成!見た目の小粋さもまさにバルスタイル、コスパも最高です!

⇒ レシピをチェックする場合はこちら

【おまけ】あまった生ハムで朝ごはん!「生ハムアボカドバーガー」

おうちバルで食べきれなかった生ハムは、次の日の朝ごはんに!半熟の目玉焼き、スライスしたアボカドと一緒にバンズにはさめば贅沢な「生ハムアボカドバーガー」の完成です!
野菜でもチーズでもバルつまみの残りを上手にリメイクするのもよさそうですね。
もちろん、もしあまったらの話ですが・・・。

⇒ レシピをチェックする場合はこちら

ベスト3入りしたアヒージョやバーニャカウダは、今やファミレスや居酒屋のメニューに並ぶほど人気のレシピ。

「レシピブログでもアヒージョは昨年の186%、バーニャカウダも120%とレシピ数は大幅に伸びていて、家庭でもバル料理を楽しむ様子が伺えます」

 

まとめ

いかがでしたか。

解禁の季節がやってくると、何となくボジョレーヌーボーの話題が耳に聞こえてきますね。

しかし新酒というイメージ程度しか持っていない方も多いのではないでしょうか?(以前の私も実はそうでした(^0^))

そこで、このページを読むだけでボジョレーヌーボーについては十分に知識が得られるようにと今回まとめて執筆しました。

皆さんの少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは2020年、今世紀最高になるかもしれない期待の今年のボジョレーヌーボー!に乾杯~

 

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