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酵素の健康効果を徹底解説!「生命の源」を発揮します

ストレス社会の中でますます健康志向が強まっています。

健康を保つには食生活が大事と言われていますが、どういうことでしょうか?

健康を維持するために非常に重要な「酵素」が関係しているようです。

そこで、今回その「酵素」について徹底解説いたします。

健康維持効果を発揮する酵素とはそもそも何?

 

健康ブームの中で、酵素ドリンク、酵素サプリなど酵素を含んだ様々な健康志向製品が発売されて、マスコミにも多く取り上げられています。

そんな酵素って一体何者なのでしょうか?

生きるために絶対になくてはならない酵素とは

炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素に加え、ビタミン、ミネラルが加わり、更に食物繊維が入り6大栄養素と呼ばれています。

しかしビタミンやミネラルよりも、私たちの生命を維持する上でもっと大切なものが酵素です。

ビタミンやミネラルには酵素が不可欠

身体に良いということで今、流行のビタミンやミネラルなどの栄養サプリメントを飲んでる方は大勢いらっしゃることでしょう。

しかし中には、今ひとつ効き目が現れないと感じている方も多いのではと思います。

この問題を解く鍵が酵素にあります。

ビタミンやミネラルをいくら摂っても、酵素がなければ身体の中で十分に機能しません

酵素あってのビタミン・ミネラルなので、酵素の働きを助けるという意味で「補酵素」と言われるようになっていることからも、いかに酵素が重要であることわかります。

酵素は単一機能

酵素の構造を簡単に言えば、ミネラルの周りにタンパク質が巻き付いたもので、その組み合わせは現在約3000種で、今後も新たに新しい酵素が発見されていきます。

このように多種多様な3000種にもわたる酵素がありますが、それぞれの酵素はそれぞれ一つの仕事しかできません

一つの例を挙げましょう。

消化酵素として有名なアミラーゼというものがあります。

これは唾液の中に含まれているもので、デンプンを分解する酵素です。

これはデンプンを分解しますがタンパク質を分解することはできません。

酵素は熱に弱い

先ほど説明したとおり酵素の構造はタンパク質がミネラルの周りに巻き付いているので、酵素自体は熱に弱いのです。

一般に酵素が耐えられる温度は50度くらいから、せいぜいから70度くらいまでです。

このことから加熱した食べ物に、酵素の機能は失われてしまっています

普段の食生活において、加熱したものばかりたべないように心がけねばなりません。

酵素が存在するのは発酵食品や新鮮な生の食べ物

 

日本にはみそ、納豆、糠付けなど多くの発酵食品があります。

これらの発酵食品にも、酵素が豊富に含まれています。

そして生の肉や魚、生野菜、果物などの新鮮な食物には多くの酵素が入っています。

この発酵食品や生の食物に含まれている酵素のことを食物酵素といいます。

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一口メモ:食物酵素
食物酵素の働きとしては、まず消化前の段階であらかじめ食べ物を消化しやすい状態にしてくれることがあげられます。

また、食物酵素は食品内のその他の栄養素に働きかけ様々な反応を起こし、栄養素を強化したり、新たな栄養素を作り出します

日常の例としてわかりやすく説明しましょう。

焼き魚に大根おろしをつけて食べますね。

大根おろしは、焼き魚と一緒に食べると食物酵素として消化を助けてくれます。

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健康維持効果を発揮する酵素は2種類(潜在酵素と食物酵素)に分かれます

その人間が固有に持っている、一生のうちで作れる一定量の酵素のことを体内酵素といいます。

それに対し、身体の外にある酵素があります。

それが食物酵素です

そして「食物酵素」は生の果物や野菜そして発酵食品に含まれ、血液を循環させて消化を促進します。

では、2種類の酵素のうちのひとつである体内酵素について説明しましょう。

体内酵素には消化酵素と代謝酵素があります

酵素をつくる能力は、一人一人遺伝子によって決まっていて限界があります。

各々の人間が固有に持っている、一生のうちで作れる一定量の酵素のことを体内酵素といいます。

体内に存在する体内酵素には、大きく分けると、「消化酵素」と「代謝酵素」の二つがあります。

ではそれぞれを説明しましょう。まず消化酵素です。

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  • 消化酵素

これは文字通り消化のための酵素で、私たちが毎日食べるご飯や野菜などの食べ物を消化分解し、吸収するための酵素です。

「消化酵素」は文字通り食べた物の消化を助け、消化器内で分泌される酵素で食欲を増進します。

中学の理科で消化酵素について学習した経験があると思います。

少し思い出してみましょう。

唾液の中に含まれているアミラーゼでんぷんを分解する酵素でしたね。

胃液に含まれているプロテアーゼは、タンパク質を分解する酵素です。

膵液の中にある、脂肪を分解するリパーゼなどがあります。

これらは、消化酵素です。

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  • 代謝酵素

「代謝酵素」は、吸収された栄養を体の細胞に届けて新陳代謝をよくし、体の悪い部分に作用して自然治癒力や免疫力を高める役割をしてくれます。

代謝酵素の機能

新陳代謝を高める:吸収された栄養をを体中の細胞に届けて、有効に働く手助けをする
デトックスを強化する:毒素を汗や尿の中に排出する
自然治癒力を高める:体の悪い部分を修復し、病気を治す
免疫力向上

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消化酵素の重要性

酵素が不足すると血液がどろどろになってしまいます。その仕組みについて消化酵素を例にとり説明します。

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唾液に中に含まれる消化酵素はデンプンをアミラーゼに分解します。

デンプンはブドウ糖が連鎖してつながれているイメージです。消化酵素(アミラーゼ)はこの数珠つなぎになっている武道との連鎖を一つ一つに分けていきます。

その一つになった玉がブドウ糖です。

しかしここで、消化酵素が不足すると未消化の糖がそのまま吸収されて血液の中を漂います

この未消化の糖は、血液をドロドロにして、赤血球どうしをくっつけてしまいます。

赤血球は直径が約7ミクロン。

一方毛細血管の直径は5ミクロンです。

赤血球は柔軟にできているので、通常は、自分よりも細い血管を通るときには変形して通れるのです。

消化酵素不足により赤血球同士がくっついた状態になると、細い血管を通ることができなくなります

身体の中を張り巡らされている血管の長さはおよそ10万キロメートルもあり、約90%は、毛細血管であると言われています。

赤血球が毛細血管の隅々まで行き渡らなくなってしまうので、結果として体中の細胞に血液が行き渡らなくなり、様々な病気を引き起こすようになってしまうのです。

しかし、そのドロドロして汚れた血液でも、酵素が十分にあれば、連なりがとけてサラサラした血液になるのです。

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例に挙げたデンプンだけでなく、タンパク質でも脂肪でも同じことが言えます。

では消化酵素の不足を引き起こす背景はなんでしょうか?

消化酵素の不足を引き起こす原因は、食べ過ぎや、加熱料理されたものを多く食べることにあります。

加熱調理された食べ物には、酵素がありませんので、身体がすべて、自前で消化するために酵素を作らなければなりません

しかし、食べ過ぎや、病気・加齢で酵素をつくる力が弱くなっている人にとっては、酵素を作るのが追いつかなくなり、食べたものが十分に分解されないまま、体の中に入ってきてしまうのです。

気をつけねばならないのは、本人は栄養を摂っているつもりで食べても、酵素が不足すると身体の中では異物となっている現象が起こってしまうことです。

消化酵素の重要性についておわかりいただけたと思いますがいかがでしょうか?

消化酵素と代謝酵素の関係

さて次は消化酵素と代謝酵素の関係をみていきます。

体内酵素は消化酵素と代謝酵素から成り立っており、生産される量には限界があることを説明しました。

つまり消化酵素ばかりを消費していると、代謝酵素のほうが不足してきます。

例をとって説明しましょう。

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焼き魚に大根おろしを添えた場合と添えない場合を比較します。

大根おろしは食物酵素です。

ここで酵素を作る能力が100の人がいます。

焼き魚を消化するには50の酵素が必要とされます。

大根おろしは食物酵素ですから消化を助けてくれ、その力を20とします。

すると大根おろしを一緒に食べると、焼き魚を消化するのに必要な50の酵素のうち、大根おろしにより助けられた20を差し引くと30の酵素が使用され、残りの70が代謝酵素に回されます

一方大根おろしを食べない場合は50の酵素が使用され、残りの50しか代謝酵素に回されません

代謝酵素は、免疫力や自然治癒力や新陳代謝の働きを受け持つ酵素です。

この例のように、大根おろしを食べない場合は、食べる場合と比べ、代謝酵素が不足してしまうのでウイルスなどが侵入してきたとき、防衛できなくなります。

風邪をひきやすくなったり、またひいたあと、治りが悪くなったりします。

さらには様々な病気にかかりやすくなってしまうのです。

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風邪をひいた時に、私たちは何を食べるでしょうか。

お粥ですね。

その理由には確かな根拠があります。

お粥は脂っこいものに比べて、消化しやすいからです。

消化のために酵素を余分に使わなくて済むので、余った酵素の力を代謝酵素に回せるのです。

このように消化を助けることによって、酵素の力を免疫力や自然治癒力を高める代謝酵素に回そうとするからだということです。

一つの自然治癒力とみることができるのです。

調子の悪いときこそ消化しやすい酵素がたっぷり入った食事を摂るようにすると良いということです。

健康維持に大切な酵素が不足してしまう生活とは?

健康維持効果を発揮する酵素不足を招く生活とは

 

「腹八分目は医者いらず」という言い伝えをお聞きになったことがあると思います。

腹六分目でちょうどよい

実はその続きで、「腹六分目で老い知らず」という言葉が続きます。

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ミジンコ、ハエ、ネズミ、マウスなどの小動物の寿命はえさの量によって違うという実験結果が出ています(ハウエル博士実験)

えさの量を制限せずに与えた場合と、腹六分目程度に制限した場合では後者の方が寿命が2倍になったというのです。

食べすぎることで、酵素を使いすぎると寿命が短くなってしまうのは人間の場合でも同じです。

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一方、腸には8割もの免疫が集中しており、腸の状態が悪くなると免疫力が低下し様々な不調に落ちいってしまいます。

そうなんです!、健康や若さの鍵をにぎるのが腸なんです!

腸を老化させないためには、腸を働かせすぎずに腸内環境を整えることが重要、つまり腹八分目(小食)が重要なのです。

過食、夜食は酵素の大きな無駄遣い

「夜だけど、小腹が空いたから食べちゃえ」

「今日は食べすぎた(飲み過ぎた)なぁ」

そうした経験、心当たりがありませんか?

過食すると、胃や腸の消化酵素が総動員されて、消化酵素が不足してしまいます。

本来は代謝に使われる酵素が消化に回され、代謝機能が弱まります。

すると、臓器機能が悪化し様々な病気や不調にみまわれます。

とりたい油とそうではない油とは

「あぶら」というと、『体に悪いと』か『太る』などのように悪いイメージがつきまといます。

しかし、悪いばかりではありません。

細胞膜の70%、脳の60%は脂肪です。

脂肪がないと細胞は存在できず、脳も機能しません。

従って、『油を出来るだけとらないようにする』ことはないのです。

食事から摂取した油は、そのまま細胞膜になったり、脂肪細胞になりますので、重要なのは摂取する油のよいもの、悪いものを知っておくことが重要です。

体によくない油とは

  • トランス型脂肪酸

マーガリンやショートニングの原料がトランス型脂肪酸で、人間の体内で代謝されない人工的な食品です。

体の中の細胞膜に入り込むと、細胞の働きを狂わせ、ビタミンなどの栄養を食い荒らす悪玉脂肪です。

海外では使用が禁じられている国も数多く存在します。

  • 酸化した油脂

油脂は長時間空気と触れる、あるいは高温で加熱されると酸化が進みます。

こういた酸化した油を摂取すると、血中にLDLコレステロールが酸化した過酸化脂質(老化の原因となる活性酸素の一種)が発生し、動脈硬化の原因となります。

作り置きされた揚げ物、油で揚げたスナック菓子(ポテトチップスなど)も酸化していますので食べ過ぎるのは控えたいです。

  • 過剰なリノール酸

「植物性の油はヘルシー」といわれている植物性油には多く含まれているリノール酸の過剰摂取が近年問題になっています。

アレルギーやがん、心臓、免疫にんなどに関わる病気に影響を及ぼすことが明らかになってきています。

参考までに、リノール酸が原料となっている食物には、マーガリンやドレッシング、マヨネーズ、スナック菓子に多く含まれています。

体によい油とは

では体によい油とは何でしょうか?

  • αーリノレン酸油
  • EPA・DHA
  • オレイン酸油

が体によい油と呼ばれていますが、こうした質の高い脂肪を含む食べ物は何でしょうか?

それは

  • 天然の青魚: 最近DHAやEPAなど血液をさらさらにする不飽和脂肪酸がく多く含まれており、注目されていますね。
  • 亜麻仁油、エゴマ油、しそ油(αーリノレン酸が豊富)
  • アーモンド、クルミ、ピスタチオなどのナッツ類(αーリノレン酸、オレイン酸など健康によいものが多い)

こうしたことも頭の片隅に入れて日常の食生活を考えることも大切ですね。

まとめ

いかがでしたか?

我々の健康を維持するために、酵素がいかに重要な機能を果たしているかおわかりいただけたでしょうか?

お読みいただきありがとうございました。

炭酸水の驚異的な健康効果とは?炭酸水の持つメリットとデメリットは?

最近、炭酸水のテレビCMが数多く放映されていませんか。

1904年の発売以来、バーなどで割り材として多くの方に愛されてきた「ウィルキンソン」ブランドの新TVCM「ライフスタイル」編はインパクトがありました。

食事中のDEAN FUJIOKAさんが、氷を入れたグラスに注いだ「ウィルキンソン」をおいしそうに飲むシーン、そして「本格炭酸」編では、DEAN FUJIOKAさんが、ボクシングのトレーニングに没頭する映像では「ウィルキンソン」の飲用価値である「刺激の強さ」を表現しています。

今まさにトレンディアイテムとなって人気沸騰の炭酸水についてのメリットデメリットをまとめました。

健康に効果のある炭酸水とは

日常で、飲む機会も多い炭酸水とはそもそも何なのでしょうか?

炭酸水とは、水と炭酸ガス(二酸化炭素)に圧力を加え製造されるた炭酸ガスを含む水のことをいいます。

圧力の影響がなくなると徐々に水と炭酸ガスに分離し、[keikou]炭酸ガスは気泡の形で水中から放出されていきますが、この気泡(あわ)が飲んだときにシュワッと感じる爽快感を生み出しています。[/keikou]

ところで、時間が経つとシュワシュワが泡立たなく理由をご存じですか?

人工的な炭酸水は3000~6000PPMといった非常に高濃度に製造され、ボトル詰めされます。

PPMとは気体の容積比の百分率です。6000PPMと言われても余りピンときませんね?

なじみのある%(気体の容積比の百分率)に直してみましょう。

[keikou]% = ppm x 1/10000 なので6000PPMは 6000x 1/10000=6/10(0.6%)です。[/keikou]

開封されただけで炭酸ガスは抜けていきますので、開封直後が一番高濃度になります。

[keikou]この泡が弱まる原因には温度にも関係しています。[/keikou]

水に溶ける炭酸ガスは0℃で3400PPm、20度で1700PPM、40度で1000PPMが上限となっています。

このことを踏まえると、冷蔵庫でキンキンに冷えたほうが炭酸ガスの濃度は高いので、シュワシュワ感をより強く感じることが出来ます。

また、炭酸ガスは振動によっても抜けていきます。

コップに冷えた炭酸水を注ぐだけで1500PPM以下に薄まってしまいます。

健康に効果のある炭酸水のメリットとデメリット

今では身体によいと言われている炭酸水ですが、炭酸水のメリットとデメリットをあげていきましょう。

炭酸水のメリットとは

  • 炭酸水のメリットー血行促進効果

[keikou]最大のメリットとして血行促進効果をあげることが出来ます。[/keikou]

元々、我々の体では、体の筋肉、エネルギー、栄養素などに炭素が使われています。

人間はその60%が水といわれています。この水を除くと、人間の身体は、炭素原子が50%。酸素原子が20%、水素原子が10%、窒素原子が8.5%、カルシウム原子が4%、リン原子が2.5%、カリウム原子が1%などから構成されています。

このように人間は炭素原子を主要な構成成分とした生物であることがわかると思います。

人間は常に炭素を必要としており、食物でそれを補っています。

しかし、体が酸化して炭素が酸素と過剰に結び付く状態になりますと、炭素不足になり、体は弱ってきます。

炭酸水を摂取することにより、空気中の炭酸濃度よりもずっと濃い二酸化炭素が体内に入り、血管の中に炭酸ガスが入ります。

[keikou]それによって酸素不足になり、走っている時と同じような状態になると言われています。[/keikou]

体は、酸素が血液中に不足していると感知し、より多くの酸素を送り込もうとして血管を拡張します。

[keikou]血管が拡張することにより、血液がより流れ易くなり、血行がよくなり、血液を通して酸素、栄養素などがスムーズに体の各所に送られ、吸収されることになります。[/keikou]

その結果、エネルギーの消費増大につながります。

  • 炭酸水のメリットー疲労回復効果

もう一つのメリットは疲労回復効果をあげることが出来ます。

疲労の原因はなんでしょうか?

活性酸素による酸化ストレスが原因で、神経細胞が破壊されるからであると考えられています。

活性酸素が発生すると、活性酸素を分解して体内から除去する抗酸化酵素が働くようになっています。

[keikou]発生する活性酸素の量が抗酸化酵素の働きを上回ると自律神経の細胞や筋肉が活性酸素によって攻撃されて疲労へとつながります。[/keikou]

炭酸水の効能をあげている中で、炭酸水に含まれている炭酸水素イオンが、疲労物質である乳酸の水素イオンを取り込み、結果的に乳酸を減少させるという記述をよく見かけます。

しかし現在では、[keikou]乳酸が疲労の原因物質であるという説自体が否定されているため、この考え方は残念ながら前提が崩れ去っています。[/keikou]

では、炭酸水が疲労回復に効果が無いかというと私はそう思いません。

理由を説明します。

炭酸水のメリットに血行促進効果を上げました。

[keikou]炭酸水には血管を広げ、血行を促進する作用がありますが、身体がこり固まったことによる疲労感を緩和する可能性はあると思います。[/keikou]

疲労そのものを取り除くわけではないものの、身体がこわばるような感覚を和らげる作用は期待できるので、肩こりのひどい私はこの点に大いに期待します。

次にデメリットについて説明いたします。

炭酸水のデメリット

  • 飲みすぎにより、疲れやすくなる

メリットで説明した通り、飲むことで消費するエネルギーの増大や血行が良くなることで新陳代謝の向上にもつながります。

しかし、たくさん飲みすぎてしまうと、身体は酸性に近づいていき、代謝が悪くなり逆に疲れやすくなってしまいます。

  • むくみやすくなる

炭酸水の飲みすぎにより、リン酸や糖分などが体内のミネラルバランスを乱してしまい、逆に血流を悪化させたりしてしまいます。

その結果、むくみやすくなってしまう場合があります。

炭酸水の効能を手軽に味わいたいですね。

健康に効果のある炭酸水を手軽に作れるソーダマシン

ネット(アマゾン、楽天など)を通じて、かさばる炭酸水をケースで注文すればすぐに手に入る時代ですが、自宅で簡単に作れるソーダマシンにも注目が集まっています。

[keikou]そんなソーダマシンの中で、私が評価した最優秀商品を紹介します。[/keikou]

最近の炭酸水ブームで、健康面、美容面で効果のあるということで、水代わりに飲んでいる人が増加しています。

水代わりに飲むとなると、コストがかかりすぎてしまいます。

そこで、毎日の生活に炭酸水を取り入れようとする方にはソーダマシンがお勧めです。

本体を購入するという初期コストは必要ですが、使用頻度が高くなるにつれてお得度は増してきます。

最優秀商品 グリーンハウスソーダーメーカーツイスパソーダ

参考価格:7,440円(税込)

装填方法:カートリッジ式

炭酸カートリッジはノズル部分に入れるのみの簡単セットで、専用ボトルにノズルをセットするだけで炭酸ガスが注入されます。

特徴は、スリムで扱いが非常に簡単な点です。

専用ボトルの中に[keikou]水以外のジュースや、ワイン、梅酒などのアルコール類も気軽に炭酸飲料として味わうことが出来る[/keikou]のも魅力です。

最近では、炭酸水は飲むだけでなく料理に生かした使い方が人気を呼んでおり、こうした面でも一家に1台あると、とても役に立ちますね。

炭酸カートリッジを使用するこの種のタイプは、1回の使い切りとなりますので高くつくと思われる方、ご安心ください。

一本のカートリッジで、約900mlの炭酸が出来ます。

[keikou]50本入りのカートリッジはアマゾンで3800円前後でした、従って50本のカートリッジで約45Lの炭酸水が出来ることになります。[/keikou]

[keikou]市販の炭酸水(例アサヒ ウィルキンソン タンサン 強炭酸水 500ml×24本)1800円前後で手に入ります。従って45Lで換算すると約6,750円となりカートリッジと比較してかなり割高になります。[/keikou]

コスト面での比較以外にも、コンパクトなカートリッジは使い捨てで廃棄も簡単!、ペットボトルゴミが出ないのがいいですね。

その他、炭酸水を気軽に作りたいときに約15秒あれば新鮮な炭酸が飲める、また水以外にジュースや、ワイン、ウイスキーなどアルコールをすぐに炭酸入りにすることが出来るなど利便性も高いです。

[keikou]オリジナルソーダやカクテル、ハイボールなどが作れるなど、楽しみ方はさまざまで、いろいろな種類のお酒やジュースでオリジナルのアルコールを作ったりと、幅広く利用することが出来ます。[/keikou]

専用ボトルは水の場合950ml、ジュース、お酒などの場合は750mlを適量としてカートリッジ1本を使用します。

専用ボトルに入れる水、ジュース、お酒などは冷やして使用することが、濃度の濃い位炭酸が注入できる点でポイントです。

コスト面、手軽さ、幅広い利用などを評価して総合1位にしました。

 

[keikou]大人気の炭酸水を支える活用事例として「料理で使用すると驚くべき効果が!」記事はこちら↓↓[/keikou]
 

まとめ

いかがでしょうか?

人気上昇中の炭酸水のメリットとデメリットをまとめました。

最大のメリットである血行促進効果を巧く利用して、様々な健康面のメリットを発揮できる可能性があります。

ダイエット効果についても記事を書いていきます。乞うご期待。

今こそ、肝臓が機能しない怖さを絶対知っておくべき!

【追記2017/4/27】世界が注目 肝臓がん防ぐ「レスベラトロール」最新情報!

日本の医師が発見した最新情報が世界的医学雑誌「Scientific Reports」に次のような記事が発表され注目を集めています。
↓↓
「NASH(ナッシュ)と呼ばれる非アルコール性脂肪肝炎は成人の30%を占め、発症すると10年間で20%が肝硬変や肝臓がんに至る重大病だ」

この研究を進めている横浜市立大学付属病院肝胆膵消化器病学・結束貴臣医師と島根大学医学部薬理学・和田孝一郎教授との共同研究で、結束医師が中島淳主任教授と突き止めたのは、「レスベラトロールが、NASHの『肝硬変や肝臓がんに至る前段階』を食い止める」ということです。

 一口メモ:レスベラトロール

レスベラトロール(英語:resveratrol)はスチルベノイド(スチルベン誘導体)ポリフェノールの一種。いくつかの植物でファイトアレキシンとして機能しており、またブドウの果皮などにも含まれる抗酸化物質として知られる。 レスベラトロールは赤ワインに含まれることから、フレンチパラドックスとの関連が指摘されており、心血管関連疾患の予防効果が期待されている。 レスベラトロールは寿命延長作用の研究が、酵母、線虫、ハエ、魚類で報告され、2006年、「Nature」にてヒトと同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるとの成果が発表され、種を超えた寿命延長作用として、大きな注目を集めた。 マウスなどのモデル生物・実験動物を用いた研究では、寿命延長・抗炎症・抗癌・認知症予防・放射線による障害の抑止・血糖降下、脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制などの効果が報告されている。wikipedia

結束医師がNASHのモデルマウスを使って実験を行ったところ、レスベラトロールを投与したマウスは、「炎症」と「線維化」が食い止められたことが分かっています。

レスベラトロールはすでに複数のメーカーからサプリメントとして出ていて、欧米では積極的に使用されています。規定量の範囲なら、ポリフェノールの一種なので、副作用については心配しなくてもいいと考えられます。

そこで、レスベラトロールを含んだサプリメントを調べてみました。

オススメなのは、元サッカー日本代表、あの「世界のカマモト」こと釜本邦茂さんもご夫婦で愛飲されている『ハイブリッドレスベラT』です。

今注目度ナンバーワンのブドウ種子から抽出される成分催芽ブドウ種子(GSPP,iGS4000) をなんと40%も増量しています。

レスベラトロールが日本ではまだまだ無名の成分であった時期から着目し、開発しつづけてきた信頼のメーカーによる待望の商品が、この、『ハイブリッドレスベラT』で、その他にもアントシアニジンなどのポリフェノールも多く含まれています。

NHKスペシャルでも紹介されて話題になりました
詳細はこちら ⇒ 最近よく見るレスベラトロール

 

大事な大事な肝臓!

ところで、みなさんはお付き合いなどでお酒をよく飲みませんか?

お酒の飲み過ぎと言えば肝臓が気になりませんか。

肝臓と言っても、五臓六腑のひとつで大事な臓器であることを誰でも分かっていると思いますが、正確に肝臓のことを知っていますでしょうか?

肝臓が機能しないと大変なことになりますので、今回、肝臓についてしっかりと説明させて頂きます。

肝臓の知識を持っていただいた上で、肝臓をいたわって頂ければ嬉しいです。

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓ですが、みなさんは肝臓がどんな働きをするかご存じですか。

肝臓といえば飲酒をイメージする人も多いかもしれません。

「アルコールを分解するんでしょう?」

肝臓は、アルコールなどの有害物質を解毒する働きだけでなく、栄養素を加工して体に必要なたんぱく質などを作る働き、脂肪の消化・吸収を助ける胆汁を作る働きなど、生命維持に欠かせない大切な働きをしています。

また、何千という酵素(こうそ)を使い、500以上の複雑な化学変化を起こしています。

このために、肝臓と同じはたらきをする化学工場を、人間はまだ作ることができないといわれています。

肝臓が元気であることは、すべての器官にとっても大切なことなのです。

自分はお酒を飲まないから関係ない~と思う人も、お酒に関係なく肝臓は非常に大事であることを知って頂きたいと思いますのでページを閉じないで下さいね。

「沈黙の臓器」

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肝臓が機能しないと、まず肝臓の代謝が障害を受けます。

しかし、肝臓は本来ある程度の障害を受けても、代償作用が働いて、元に戻ることができます。

しかし、肝臓の障害(肝臓が機能しない)の強さが一定限度を越えると、いわゆる肝不全という状態に陥ります。

このような肝臓の性質は「肝臓の予備能」と言われており、こうした予機能があるため少々の障害では症状が現われません。

そのために肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。

しかし肝臓の障害(肝臓が機能しない)が少しずつゆっくりと進行していても、自覚症状はありませんから、気がついたときには手遅れになっていることが多いので注意が必要です。

【一口メモ】:肝臓の予備能

予備能の一つに肝細胞は再生能をもっていることが挙げられます。

例えば肝臓の1/3を切除しますと、残っている肝臓の細胞が増殖し、1~2ヶ月後にはもとの大きさに戻ります。

この性質があるために生体肝移植が可能になります。

ドナー(他人の治療のために血液とか身体とかの一部を与える提供者)の肝臓の1/3をレシピエント(移植手術において臓器などの提供を受ける人)に移植しますと、ドナーの残存肝はもとの大きさにもどりますし、他方レシピエントへ移植された方の肝臓片も通常の大きさにまで再生します。

かなりひどくなってから、初めて肝臓の重要性を知るなんてこともあるかもしれません。

そんな事態を避けるために、前もって肝臓の機能や肝臓が機能しない時の症状などについて知っておきましょう。

【肝臓の大きさ】

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大人の肝臓は体重の約50分の1ほどあり、重さはおよそ1kg〜1.5kgで最も大きな臓器です。

成人男性は1200~1400gで成人女子は1000~1200gと、男女で多少違いはあるものの1kg以上の重さがあります。

位置は横隔膜に一部ふれているくらい横隔膜のすぐ下にあり、呼吸とともに上下に動きます。

肝臓の下側ほぼ中央に肝臓の出入口が肝門と呼ばれる出入り口があり、この肝門から機能血管(門脈)栄養血管(肝動脈)という2つの主要な血管が肝臓内へ入っています。

【一口メモ】:機能血管(門脈)と栄養血管(肝動脈)

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出典元:NHKガッテン

機能血管(門脈):
太い静脈で、腸や脾臓を循環して栄養分を豊富に取り込んだ静脈血を肝臓へ運んでいますが、酸素はほとんど消費し尽くされています。

栄養血管(肝動脈):
酸素がほとんど消費されてしまうので、肝臓の細胞が呼吸できないので、肝動脈が大動脈から直接酸素に富んだ動脈血を肝臓へ送り込んでいます。(上図)

肝臓に入っていく血液量の割合は、機能血管の血液が70%栄養血管からの血液が30%と言われます。

2つの血液は肝臓内で合流したあとに、類洞(るいどう)と呼ばれる毛細血管を流れ、栄養素を細胞へ分配したり、ガス交換をしたのち下大静脈を経て心臓へ戻ります。

肝臓の作りについておおよそお分かり頂けたと思いますので、次に肝臓の役割について見ていきましょう。

 

肝臓の役割

代謝

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ほとんどの食べ物はそのまま体内で吸収はできませんので、肝臓では身体が吸収できるよう栄養素として変化させていく代謝機能もあります。

例えばブドウ糖をグリコーゲンに変え貯えて、必要時にエネルギーの元として体内へ送り出します。

またアミノ酸からは、血液に必要なアルブミン・フィブリノゲンという物質を作って血液の中に送り出していきます。

解毒

体内に入ったアルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し、毒のないものに変えていく解毒作用があります。

  • お酒のアルコールやたばこにふくまれるニコチンを中和しています。
  • 人が運動をすると、筋肉がブドウ糖を燃料に乳酸という血液中に溜まると疲れを感じさせる物質を作りますが肝臓ではこの乳酸をグリコーゲンという無毒の物質へ変化させたりもします。

アルコールは体内に入ると肝臓にある酵素、アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)によっていったん毒性の強いアセトアルデヒドになります。

悪酔いや二日酔いで、顔面紅潮、動悸、吐き気、頭痛などを引き起こすのはこのアセトアルデヒドによって起こります。

そしてアセトアルデヒドはアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)によって無害な酢酸になります。

日本人は欧米人に比べてお酒に弱い人が多いと言われていますが、これは、日本人の半数はALDHが少ないためです。

ALDHが少ないとアセトアルデヒドが十分代謝されないのでお酒に弱く、すぐ顔が赤くなったり、飲みすぎたときに気分が悪くなったりします。

胆汁の生成・分泌

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肝臓の肝細胞では、絶えまなく胆汁というものを生成・分泌しています。

胆汁というのは脂肪の消化に必要な黄緑色をした液体で、まず肝細胞はコレステロールから胆汁酸を作り胆汁を生成します。

そして胆汁を腸内に分泌して、主成分の胆汁酸で脂肪の消化・吸収を促します。

皆さんは健康診断で血液検査を受けたことがありますね。

肝臓が機能しないときにその数値はいったいどのように数値になるのでしょうか?

検査結果として肝臓関連の項目について見ていきます。

検査で見る肝機能数値

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検査では、肝臓が健康な状態かどうか肝機能の数値で確認していきます。

代表的な数値は、ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTPの3つです。

ALT(GPT)

細胞内でつくられる酵素で、主に肝細胞に存在しています。

体内でのアミノ酸代謝やエネルギー代謝の過程で重要な働きをします。

ALT(GPT)の正常な基準値というのは、30 IU/L以下とされます。

31 IU/L以上は何らかの理由で肝細胞が破壊され血液中に漏れ出している状態で、数値が高ければ高いほど肝細胞が障害(肝臓が機能しない)を受けているということになります。

また31以上になると、肝臓病はもとより糖尿病発症リスクも高まりますので、ALT値31以上は要注意とくれぐれも肝に銘じておいて下さい。

AST(GOT)

細胞内でつくられる酵素で、主に肝細胞に存在しています。

体内でのアミノ酸代謝やエネルギー代謝の過程で重要な働きをします。

AST(GOT)の正常な基準値というのは、30 IU/L以下とされます。

31 IU/L以上は何らかの理由で肝細胞が破壊され血液中に漏れ出している状態で、数値が高ければ高いほど肝細胞が障害(肝臓が機能しない)を受けているということになります。

ただし、AST(GOT)は肝臓以外の臓器にも存在するため、値の増減が必ずしも肝臓に関係しているとは限らずAST(GOT)値のみが高値を示す場合は、肝臓以外の病気である可能性もあります。

肝臓に関する情報を得るには、ALT(GPT)も一緒にチェックする必要があります。

γ-GTP

γ-GTPは肝臓や腎臓などで作られる酵素でタンパク質を分解・合成する働きを持ちます。

主に肝細胞あるいは胆管細胞・胆汁の中に存在します。

アルコールを摂取したときには血液中にγ-GTPが出ることがあります。

γ-GTPの正常な基準値というのは、50 IU/L以下とされます。

51 IU/L以上はなんらかの理由で血中にγ-GTPが漏れ出して数値が高くなっています。

考えられる原因は飲み過ぎ食べ過ぎ・薬でγ-GTPが増えすぎているか、もしくは胆汁の流れの悪さや胆管細胞の破壊が起きている場合です。

また、胆管に胆石が詰まった場合にもうっ滞が生じることがあります。

代表的な肝疾患

アルコール性肝障害、胆汁うっ滞、原発性胆汁性肝硬変

alt%e3%80%81ast%e3%81%a8%e8%82%9d%e8%87%93%e7%97%85出典元:NHKガッテン

一口メモ1:IU/L

IU/Lは国際標準の単位で、酵素の濃度を表わすのに用いられています。

酵素とは触媒の一種で、ある物質を分解したり、合成したりするのに必要な酵素の力を評価する際に使われます。

今の段階では、検査結果の数字の境界値を知ることが重要なので、酵素の力を評価する際につかわれる数値と認識しておけば十分です。

一口メモ2:肝臓の素顔

健康な人の肝臓は暗赤色(小豆色)で、肉屋さんでみる牛や鶏の肝臓(レバー)とほとんど同じ色と思ってください。

ところが人の肝臓も「あん肝」や「フォアグラ」のように白っぽくなっていると脂肪が溜まっている証拠で、脂肪肝と呼ばれます。

健康な肝臓の表面は平滑で光沢があり、触ってみると軟らかく弾力性があります。

肝臓に線維が増える肝線維症や肝硬変では肝臓は固くなり、表面が凸凹を呈しています。

ブタの肝臓は正常でもウシに比べると、赤みが少なく、固く、表面も多少ざらついているのは線維が多いためです。

健康診断の検査結果の肝臓の状態を表す主な3つの指標【ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP】のとらえ方についてお分かりいただけましたか?

次に、日頃の日常生活における「肝機能低下(肝臓が機能しない)で起こる代表的4つの症状」について説明します。

見落とさないで、肝機能低下(肝臓が機能しない)を未然に防ぎましょう!

 

肝機能低下で起こる代表的4つの症状

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目や肌が黄色い「黄疸」

肝機能が低下(肝臓が機能しない)しているときの代表的な症状として「黄疸」という皮膚・粘膜・白目などの全身のあらゆるところが黄色くなる症状があります。

一番気づきやすい部位は、やはり本来白い白目の部分と言われます。

黄色くなる理由は、肝臓機能低下で胆汁の分泌が悪くなり腸へ排泄されていなかったり、血液中のビリルビン自体が増加しているときです。

血液中に老廃物としての黄色い色素をもつビルビリンが多く存在していることで、あらゆる部位が黄色くなります。

血液中のビリルビンの正常値は、1.2mg/dl以下とされます。3mg/dlぐらいまで増加すると、明らかに黄疸とわかる状態になります。

解毒・代謝が落ちて「倦怠感・脱力感」

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肝機能が低下(肝臓が機能しない)するということは、肝臓の重要な機能の一つである「解毒作用」「代謝機能」が低下してしまうということです。

これらの作用・機能が落ちると、アルコール・ブドウ糖・乳酸等のあらゆるものの無毒化・代謝ができなくなっていきます。

すると調子が悪いのはもちろん、エネルギーも生まれないので倦怠感や脱力感といった疲労感のような症状が表れてきます。

一口メモ:強ミノ注射

正式には「強力ネオミノファーゲンC」と呼ばれるもので、グリチルリチンを主成分とする注射です。

肝臓は糖質、脂質、アルコール、タンパク質、ビタミン、ミネラル類の代謝や有害物質を水に溶けやすい形に変えて、胆汁や尿に排泄する解毒作用など身体を動かしていくのに大切な役割を果たしてくれています。

このような肝機能の改善や細胞膜の再生を促す働きをするため、よくお酒を飲まれる方にとても効果的です。

二日酔いの場合はもちろん、お酒を飲む前の注射でも肝臓を保護してアルコールからのダメージを軽減してくれるのでおすすめです。

肝臓を整えていくと毒物代謝が良くなるので、蕁麻疹やアレルギーの改善も期待できます。

二日酔いでお悩みの方や宴会等の前に注射をすることによって、アルコールの肝臓へのダメージを減らすことができます。

また、内臓脂肪で肝臓が疲れている方、疲労感が取れない方に人気の注射です。

美容注射ということで保険は適用されません。1回当たりの一般的な治療費は2000円です。

かゆくてたまらない「皮膚の異常」

肝臓の機能が低下すると、皮膚表面には異常がなくても、全身にしつこいかゆみがあってかゆみ止めなどの薬が効かないということが起こると言われます。

お薬が効きにくいしつこいかゆみは要注意です。

  • かゆくて眠れない
  • 全身にあらわれる
  • かいてもかいてもかゆみが治まらない
  • 見た目に異常がなくてもかゆい
  • 古くから「皮膚は内臓の鏡」といわれますが、肝臓病によるかゆみは、
  • 一般的なかゆみ止めが効きにくい

等の特徴があります。

こうしたかゆみが続く場合には、肝臓病などの重大な病気が潜んでいる可能性がありますので、早めに医師にご相談ください。

大事なタンパク質が生成されない「手足のむくみ」

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肝臓では本来、アルブミンというタンパク質を作って細胞間に存在する液体を調節します。

しかし肝機能が低下(肝臓が機能しない)してしまうと、アルブミンが生成されず血液中にアルブミンが減り、組織間の液体が増えていってしまい、結果的に手足のむくみとなって表にあらわれます。

ではこうした症状により引き起こされた肝臓の病気についてみていきましょう。

 

肝臓に起こる病気とは?主な3つの病気

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出典元:NHKガッテン

肝細胞破壊による炎症で「肝炎・肝硬変」

肝臓で起こる病気でまずあがるのが肝炎です。

肝炎は急性肝炎と慢性肝炎に分かれます。

急性肝炎:

肝炎ウイルスやアルコール、薬などによって肝細胞がこわされ、炎症が起こります。

ウイルスはA型・B型・C型などがあり、それぞれ感染ルートや症状のあらわれ方がちがいます。

ウイルスに感染してから数週間から数カ月後に症状があらわれます。

主な症状は、からだのだるさ、食欲がない、白目や皮膚が黄色っぽくなる黄疸(おうだん)などです。

急性肝炎の治療法(ちりょうほう)は安静にしてバランスのとれた食事をとることが大切です。

症状が重い場合は入院し、原因のウイルスに合わせた抗(こう)ウイルス薬を使用します。

食欲がない場合は、点滴を行うこともあります。

急性肝炎は原因のウイルスを排除(はいじょ)できれば、数カ月で症状が治まる場合もあります。

慢性肝炎

6カ月以上炎症が続き症状が表れている場合は、急性肝炎から慢性肝炎に移行している可能性が高いのです

おおむね6カ月以上、肝臓の炎症(肝臓が機能しない)がつづいている状態です。

主に急性肝炎が治りきらないために起こりますが、自覚症状がとても軽いため健康診断の血液検査で偶然(ぐうぜん)に見つかることが多いようです。

しかし、そのまま放っておくと肝硬変(かんこうへん)や肝臓がんになることもあるため、注意が必要です。

症状としては、食欲がない、疲れやすい、ときどき吐き気(はきけ)がするなどです。

ウイルスのタイプや病気の進行度に合わせ、いくつかの薬を組み合わせて使います。

肝硬変(かんこうへん):

慢性肝炎がさらに悪化し、肝硬変になる可能性があります。

肝硬変は慢性肝炎などにより肝細胞が破壊と再生を繰り返すうちに、繊維状に固い肝臓になっていく病気です。

肝臓が機能しないと、もとにもどらなくなります。また、肝臓がんに発展することもあります。

はじめはあまり症状がないことが多く、進行するにつれてだるさや吐き気、体重が減るなどさまざまな症状があらわれます。

さらに進行するとむくみやお腹がふくれる感じ、黄疸(皮膚や白目などが黄色くなること)、手のひらが赤くなるなどの症状があらわれます。

治療するには、抗ウイルス薬を使い、肝細胞の破壊や炎症を抑えます。

バランスの良い食事をとることや禁酒、激しいスポーツを避けることも大切です。

こうなると肝機能の低下(肝臓が機能しない)が顕著になり、回復が難しくなってきます。

肝炎であれば自覚できるかできないかといった症状も、はっきり表に表れはじめ皮膚症状などもでてきます。

肝臓は再生力の強い臓器ですが、炎症が慢性化(まんせいか)すると元にもどらなくなるため、日頃からいたわりと注意が必要です。

甘くみないで「脂肪肝」

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出典元:NHKガッテン

脂肪肝というのは中性脂肪が肝臓に溜まっていく病気で、肝臓の見た目が脂肪によってフォアグラ状態になっています。

今や日本人の4人に1人が脂肪肝といわれています。

従来は軽い病気と考えられてきました。

脂肪肝と診断されても、病気ではないから大丈夫と放置している人がいますが、脂肪肝の時点で病気ととらえて治療することが大切です。

脂肪肝になると、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの危険が高まります。

原因には過剰な脂質や糖質の摂取と運動不足の組み合わせにより、小腸で吸収され肝臓で分解された脂肪酸やブドウ糖が余ってしまい中性脂肪となってしまうことが一つあげられます。

そしてアルコール摂取によって、分解時に中性脂肪が合成されているのも要因とされます。

さらに無理なダイエットも、脂肪肝の原因になると言われます。

原因と症状

食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、肥満、無理なダイエットも原因にあげられます。

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていればよいのですが、脂質や糖質を摂り過ぎていてさらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられます。

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスについては、それぞれの求め方について記事にした「逆転の発想!酵素ダイエット サプリメントだからこそ可能!その効果とは」がありますのでどうぞご覧下さい。

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お酒の飲み過ぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。

これは、アルコールが分解する時、中性脂肪が合成されやすくなるからです。

実は日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。

これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼びます。

NAFLDには、症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)重症タイプの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の2種類があります。

NASHは放置すると肝硬変、肝細胞がんへと進行することが知られています。

また、NAFLDもNASHに進行することがあります。

治療法とセルフケア

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生活習慣が原因の脂肪肝は、生活習慣を改善すれば治ります。

食事療法、運動、禁酒を行い、体重を2kg減らしただけで、肝臓にたまった中性脂肪が減り、肝機能が回復します。

内臓脂肪や皮下脂肪と違って、肝臓についた脂肪はとれやすいのですが、一方で脂肪は肝臓からつくという特徴があります。

一時的に脂肪が減っても、生活習慣が元に戻れば再発します。

再発した脂肪肝はNASHに進みやすい傾向があるので、悪い生活習慣を断ち切るようにしましょう。

 

肝機能を回復させるには?今からやりたい!2つの方法

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食生活の改善を!肝機能を高める食品をとる

肝機能の低下(肝臓が機能しない)は生活習慣が影響し、その中でも食生活の習慣は影響が大きいものになります。

従って、肝機能を高める食べものを積極的に食べるように食事を変えていきましょう。

肝臓によいと聞く栄養成分で有名なのは「タウリン」です。

このタウリンは肝機能を正常に保つ効果があると言われていて、しじみなどに多く含まれます。

さらに肝臓はタンパク質で作られているので、肝細胞の再生の促進には良質な消化・吸収のよいタンパク質の食べ物をしっかり摂ることは重要になります。

バランスよく体内で合成できない必須アミノ酸含むタンパク質を合成しやすいものを良質なものととらえておきましょう。

動物性タンパク質と植物性タンパク質を合わせてとるとバランスよく摂ることができるようです。

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タウリンを始め海のミルクと言われる牡蠣の栄養素を凝縮したサプリメント「海乳EX」はお勧めです。

亜鉛をはじめとした14種類以上のミネラル、19種類以上のアミノ酸、6種類以上のビタミンを豊富に含んでいます。

1日約65円のお手軽価格なのも良心的だと思います。

お酒をつい飲み過ぎてしまうあなたの肝臓をしっかり守る!本場広島県産の 広島県産の牡蠣エキスサプリメント【海乳EX】

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魚を食べて健康長寿

昨年12月、和食文化が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録 されました。

和食は醤油の多用で塩分が多くなりがちな点を除けば、がんの予防にもプラスになる健康食です。

江戸前寿司に代表される和食は、肉より魚をメーンにするのが特徴です。

日本はポルトガルや韓国と並ぶ、世界有数の魚好きの民族です。

サバやイワシなどの青魚、マグロやサケなどには、エイコサペンタエン酸(EPA)や ドコサヘキサエン酸(DHA)といったオメガ3不飽和脂肪酸が多く含まれます。

一口メモ:オメガ3不飽和脂肪酸(出典:ココロとカラダの教科書)

オメガ3不飽和脂肪酸は体内では合成できないため、食品から摂取する必要がある栄養素です。

不飽和脂肪酸にはオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸の3つがあります。

オメガ6脂肪酸はサラダ油、コーン油、ごま油など日常的によく使われる油に多く含まれ、普通に食事をしている限り不足することはなく、むしろ摂り過ぎになっていることもあります。

オメガ9はオリーブオイルやアーモンドなどに含まれるオレイン酸などがあります。

動脈硬化予防や便通を良くする効果が期待できます。

オメガ3脂肪酸は体に良いということで、食生活に取り入れてみようかなと思っている人も多いと思います。

オメガ3脂肪酸の効能

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コレステロールを下げる:

オメガ3脂肪酸のDHA・EPAには血液の通り道を塞ぐ悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

さらに余分なコレステロールを回収してくれる善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす働きを同時に持っているのが優秀なところです。

中性脂肪を下げる:

オメガ3脂肪酸のひとつEPA(エイコサペンタエン酸)を継続的に摂取することで血中の中性脂肪値が低下する効果があることが研究により認められているそうです。

脂質異常症の予防:

オメガ3脂肪酸はコレステロールも中性脂肪も減らす成分で、オメガ-3 脂肪酸エチルを成分とするロトリガやエパデールといった高脂血症の治療薬として使用されています。

オメガ-3 脂肪酸エチルは肝臓での中性脂肪分泌抑制と血液中の中性脂肪を減らす作用だけじゃなく、中性脂肪を合成する酵素の働きを低下させるそうです。

高血圧の予防:

オメガ3脂肪酸のひとつEPAには血液サラサラ効果が期待でき、血流を改善することで心臓の負担を減らし血圧を調整します。

具体的には血液中の赤血球を柔らかくする効果や血管の内側にこびりついた血栓も溶かしてくれるのだとか。

DHAにも赤血球と毛細血管を柔らかくする作用があるそうです。

心血管疾患の予防:

オメガ3脂肪酸の血液サラサラ効果が血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、血圧を正常にすることで心血管疾患の原因となる動脈硬化を予防してくれます。

炎症を抑える:

わたし達の体内ではあちこちで常に活性酸素などの炎症を起こす物質が生まれています。

オメガ3脂肪酸の多価不飽和脂肪酸であるEPAは代謝されて炎症抑制物質プロスタグランジン3の材料になります。

プロスタグランジン3は体中の慢性炎症や組織のダメージを軽減する効果があるそうです。まるでオールマイティーなお医者さんのようです。

がんの予防:

EPAから作られる抗炎症物質プロスタグランジン3にはがん細胞が増えるのを抑制する効果もあるそうです。

眼病予防:

特に高齢者に多くみられる加齢黄斑変性症の原因のひとつがオメガ3脂肪酸の摂取不足です。

加齢黄斑変性症は中心視力が悪化したりものが歪んで見えるなどの症状が出ますが、まだ確実な治療法がないのだそうです。

黄斑変性症は加齢が大きな原因の目の病気ですが、予防するためにもオメガ3脂肪酸を若いうちから積極的に摂るようにしましょう。

脳機能の活性化:

軽度から中程度のアルツハイマー患者に対してオメガ3脂肪酸を1日に1.8g、24週間摂取してもらったところ症状の改善が認められたという臨床データがあるそうです。

オメガ3脂肪酸は脳の機能を活性化し学習能力や記憶力などを高めてくれるのです。

うつやアレルギーの抑制:

魚を多く食べる地域にはうつ病が少ないことからDHA・EPAがうつ病に効果があると考えられるようになったのだそうです。

研究ではうつ病患者の血中オメガ3濃度が低下していたり、死後の脳内にDHAが少なかったりといった報告がされています。

免疫力の強化:

オメガ3脂肪酸は炎症が起きにくい強い粘膜細胞を作る材料になります。抗炎症作用の強さも免疫力の強化につながっています。

ダイエット:

オメガ3脂肪酸には

さらに脂肪を分解する酵素の働きも高めるため、オメガ3を摂るとウォーキングのような簡単な運動でも脂肪が燃えやすくなることがわかってきているとか。

美肌効果:

抗炎症作用は身体の中だけじゃなく、お肌にも作用して、ニキビや肌荒れなどの肌ダメージを改善してくれるそうです。

このようにオメガ3脂肪酸には様々な効能があり、最近特に注目されています。

では、このオメガ3脂肪酸を摂取するにはどうしたらよいのでしょうか?

 

オメガ3脂肪酸の摂取方法

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オメガ3脂肪酸のDHA・EPAがそのまま摂れる青魚は積極的に食べたい食材です。

青魚の中でもオメガ3脂肪酸の含有量が多い順は、マグロ、ブリ、サバ、サンマ、うなぎ、イワシ、ニジマス、鮭、アジとなります。

脂が乗っている魚のほうがDHA・EPAが多いです。

1日の摂取目安量を摂るにはイワシなら2匹だそうです。

オメガ3脂肪酸は油に含まれる成分なので焼き魚にすると油が落ちて減ってしまいます。

その他には、えごま油(テレビ番組ではえごま油の効果を検証するため、女性芸能人がスプー1杯のえごま油を毎晩飲んだところ、1ヶ月で肌年齢が10歳若返り、体重も5kg減少したという結果が報告されていました。腸が活発になる22時~深夜2時の間に飲むのがコツだそうです。)、しそ油、亜麻仁油、クルミ、ナッツ類などもあげられています。

厚生労働省は1日1,000mg以上のDHA・EPAの摂取を推奨していますが、統計では成人のほとんどが推奨量の3分の2以下しか摂れていないのだとか。

青魚で摂取する場合は1日にイワシ2尾が目安ですが毎日となると現実的ではありません。

苦労して、食品から摂取するのはなかなか大変ですので、最近注目されているのがオメガ3脂肪酸サプリです。

お勧めなのは、 DHA&EPA+N-アセチルグルコサミンです。

DHA&EPA+N-アセチルグルコサミン

天然型「N-ァセチルグルコサミン」は、東証一部上場の焼津水産化学工業(株)が世界で初めて工業生産に成功、製法特許(特許4466972)を取得しました。

更に長年の研究の結果、2009年に持許を取得しました「N-アセチルグルコサミン」は、青魚のサラサラ成分「DHAJや「EPAJと組み合わさることで、更に強いサボ-ト力を発揮します。

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フラーガン

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MIYABI -みやび- DHA&EPAオメガプラス

MIYABI -みやび- DHA&EPAオメガプラスは血液をサラサラにする効果などがあります。

EPAやDHAを多く含む魚を多く含む魚をよく食べる人は、ほとんど食べない人に比べ、肝臓がんを発症するリスクが4割近く下がることが分かっています。

更に EPAやDHAの持つ炎症を抑える効果が、肝炎の発症を減らした結果、肝臓がんの発症予防に つながった可能性が指摘されました。

またEPAやDHAは血糖値を下げる働きも 持っており、糖尿病予防効果が、がん予防にもつながっている可能性があります。

このように有効なEPAやDHAを含んでおりますお勧めのサプリメントです。

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負担を軽く!アルコールは控えめに

お酒を飲むと肝臓は、アルコールの代謝とその代謝の過程で生まれた毒性のある物質の解毒で負担となります。

「飲んでいるうちに強くなる」という噂がありますが、残念ながら肝臓の負担が大きくなるばかりでデメリットの方は大きくなってしまいます。

肝臓の負担を軽くするためには、やはりアルコールの摂取は控えるように改善していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓ですが、肝臓は、アルコールなどの有害物質を解毒する働きだけでなく、栄養素を加工して体に必要なたんぱく質などを作る働き、脂肪の消化・吸収を助ける胆汁を作る働きなど、生命維持に欠かせない大切な働きをしています。

まずは肝臓の機能をしっかりと理解し、日頃のケアーを怠らないようにして健康的な毎日を過ごすためにお役に立てれば幸いです。

ほとんどの人が気づいていないコーヒーと健康のヒミツ、飲み方は?

私はコーヒーが好きなので、ネットでコーヒーについて調べていました。

すると大のコーヒー党の私にとって、健康面でとても嬉しくなる情報を発見しました。

それは「コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低い」と言うことでした。

さらに、「飲み方に関係なく1杯より2杯、2杯より3杯と飲む量が増えるほど危険度が下がる傾向が、統計学的有意に認められ、コーヒーを毎日飲む人は、心臓病や脳卒中などの死亡率が低い傾向があることも分かりました。」

と言うことです。

コーヒーが好きな方にとって、大いに興味をそそられませんか?

コーヒーの飲み過ぎについて「健康面で大丈夫なのかな?」と不安に思っていた私にとって、大いに安心しました!

本格的な美味しいコーヒーを楽しみたい方には東京近郊の「何度も行きたくなる!お茶専門店厳選30選(東京編)+α」の記事がありますのでご覧下さい。

その情報とは?

国立がんセンターを中心としたグループが2015年5月に発表した研究成果です!

全国紙に紹介されるほどの研究で、非常に興味を引く内容です。ぜひ皆さんにも知っていただきたく記事にしました。

統計学の専門用語などを用いて説明されていますので、その点を分かりやすくかみ砕いて説明したいと思います。

さすがに国立機関の調査だけあって、全国の約9万人を19年間にわたって追跡調査した大規模なもので、信憑性があるものです

更に調べたところ、NHKガッテン番組でも「コーヒーの健康効果について」というタイトルで放送されていました。

まず、その研究内容のポイントについてまとめます。

◎コーヒーを毎日飲む人は、心臓病や脳卒中などの死亡率が低い傾向があることが分かりました。
◎死亡率が最も下がったのは、1日3-4杯飲む人たちでした。
◎1日5杯以上飲む人では死亡率がわずかに高い傾向がありました。ただし1日5杯以上飲む人はそもそも数が少なく、どのような影響があるか確かなことは言えません。
◎国立がんセンターの研究グループは、別の研究の中で、緑茶でも同様の死亡率の低下がみられることを示しています。
いま緑茶を飲んでいる方があえてコーヒーを飲み始めたり、嫌いな方が無理して飲み始めたりする必要はありません。
出典:NHKガッテン番組でも「コーヒーの健康効果について」

では、その研究報告について詳しく書いていきます。

国立がんセンターを中心としたグループが2015年5月に発表した研究成果

引用元:国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ

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タイトルには-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-という表現が含まれています。

参考:いったい「コホート研究」って何でしょうか?

コホート研究(cohort study)とは分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究である。

要因対照研究(factor-control study)とも呼ばれる。出典:Wikipedia

国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。

このコホート研究における調査追跡者の数は約9万人で対象者は次の通りです。

平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、東京都葛飾区、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の11保健所管内にお住まいだった方々のうち、がんや循環器疾患になっていなかった40~69歳の男女約9万人です。

それらの方々に対して平成23年(2011年)まで追跡した調査結果にもとづいて、習慣的コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連を調べています。

では、その研究内容について紹介しますが、正確性を期するために引用させていただきます。

引用元:”American Journal of Clinical Nutrition 2015年101巻1029-1037ページ”

これまでに欧米を中心に行われたコーヒーと死亡の関連を調べた20のコホート研究の統合解析(メタアナリシス)により、男女ともゆるやかな死亡リスクの低減が認められています。

しかしながら、コーヒー摂取と主要死因死亡との関連についての研究はアジア人を対象とした集団ではほとんどなく、日本人の5大主要死因との関連についての研究はまだありません。

参考1:メタアナリシス(meta-analysis)

メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。メタ分析、メタ解析とも言う。ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療において、最も質の高い根拠とされる。

参考2:同様の記事

確かに同様の記事を調べてみると、次のように欧米ばかりです。
◎見直し長期コーヒー消費と胃癌のリスクを:前向きコホート研究のPRISMA準拠の用量反応メタ分析。
[医学(ボルチモア)。2015] ◎コーヒーの消費量と脳卒中のリスク:前向き研究の用量反応のメタアナリシス。
【アムJ Epidemiol。2011] ◎すべての原因、心血管疾患、および癌からのコーヒー消費量と死亡率:用量反応メタアナリシス。
【アムJ Epidemiol。2014] ◎死亡率とコーヒーの消費量の関係。
[アンインターンメッド。2008] ◎確認習慣のコーヒー消費量および心不全のリスクを:用量反応メタ分析。
[Circ Heart Fail. 2012 Jul 1;5(4):401-5.] ◎コーヒー飲酒は米国で普及しているが、通常の摂取量は、鍵人口統計学とライフスタイルの要因によって異なります。
[J NUTR。2016] ◎コーヒーの消費量は、高尿酸血症や痛風のリスク低下と関連していますか?系統的レビューとメタ分析。
[BMJオープン。2016]

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コーヒー好きの私にとっては「今回日本人に対する研究をよくぞやってくれた!ブラボー」と喝采を博したくなります。

今回の研究の目的は
① コーヒー摂取と全死亡との関連
② コーヒー摂取と主要死因死亡との関連
を検討することが目的です。

研究開始時にコーヒーを飲む頻度に関する質問への回答から、ほとんど飲まない、1日1杯未満、毎日1~2杯、毎日3~4杯、毎日5杯以上飲むという5つの群に分けて、その後の全死亡及びがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外因による死亡との関連を分析しました。

本研究の追跡調査中には、12,874人の死亡が確認されました。

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① コーヒー摂取と全死亡との関連

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コーヒーをほとんど飲まない群を基準として比較した場合、1日1杯未満、1日1~2杯、1日3~4杯、1日5杯以上の群の危険度(95%信頼区間)は、
それぞれ全死亡で
1日1杯未満:0.91 (0.86 ~0.95)、
1日1~2杯:0.85 (0.81~0.90)、
1日3~4杯:0.76 (0.70~0.83)、
1日5杯以上:0.85 (0.75~0.98)
となっていました。

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出典:国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ

すなわち、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことが分かりました。

さらに、飲む量が増えるほど危険度が下がる傾向が、統計学的有意に認められました(図1:コーヒー摂取と全死亡リスク)。
研究開始から5年以内の死亡例を除いた場合や、男女別の場合も検討しましたが、コーヒーと死亡リスクとの間には同様の関連がみられました。

 参考:「信頼区間」とは

さてさて、発表内容の中で「信頼区間」という表現が使われていますが、「信頼区間」とはどのような意味なのでしょうか?

その意味を調べてみました。

信頼区間とは?

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95%信頼区間と言う表現が使われていますね。

我々はよく「平均」を用います。すべてのデータの合計数をデータ数で割って求めますが、今回のような日本人における・・・を調査というと、日本人すべてを調査することは出来ませんので平均を求めることは出来ません。

今回約9万人の方々を追跡調査しています。こ9万人の平均値を求めることは出来ますね。

これを統計用語で「点推定」と呼びます。

しかし、9万人の平均値とは言え、この平均を1億人以上存在する日本人全体の平均とは決められませんね。
(従来の平均ですと、ある一つの値しか求められません)

そこで考え出されたのが平均を区間で表す方法です。

どういうことでしょうか?

例えば日本人全体の平均体重を例にとって考えてみましょう。

日本人の体重を単に平均55kgと決めてしまうよりも50kgと60kgの間に平均があるとした方が現実的な表現といえるでしょう。

では、その範囲をどのように設定したら良いのでしょうか?

そこで考え出されたのが確率を使う方法です。

95%の確率で正しい範囲というのは、95%の確率で全体平均が、その範囲内に入っていると言うことになります。

この範囲のことを「信頼区間」と呼びます。

先の調査で95%の信頼区間と表示されていますが、このことは95%の確率で全体平均を含む区間のことを言います。

実際に、先の研究報告に記載された下記の数字を例にとって考えてみましょう。

コーヒーをほとんど飲まない群を基準として比較した場合、1日3~4杯、群の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ全死亡で0.76 (0.70~0.83)、となっていました。

この数字の示す意味は、9万人の追跡調査で得た死亡率は、全くコーヒーを飲まない人の死亡率の基準を1と設定したとすると、1日3~4杯飲む人の死亡率は0.76となります。

その数字を基に計算すると0.70から0.83の範囲に95%の確率で日本人すべての平均が存在することになるので、0.76の数字は信頼が高いことを示しています。

従って、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことが分かりましたと表現されています。

お分かりいただけたでしょうか。

② コーヒー摂取と主要死因死亡との関連

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死因別に調べたところ、がん死亡の危険度には有意な関連がみられませんでしたが、心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡については、コーヒー摂取による危険度の有意な低下がみられました。

1日1~2杯、3~4杯の群の心疾患死亡の危険度(95%信頼区間)は、
1日1~2杯:0.77(0.65~0.90)、
1日3~4杯0.64(0.50~0.84)であり、

1日1杯未満、1日1~2杯、1日3~4杯の群の脳血管疾患死亡の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ
1日1杯未満:0.84(0.72~0.98)、
1日1~2杯:0.77(0.64~0.92)、
1日3~4杯:0.57(0.41~0.78)
となっていました。

さらに呼吸器疾患死亡では、1日1杯未満、1日1~2杯、1日3~4杯コーヒーを摂取する群の危険度(95%信頼区間)は、それぞれ
1日1杯未満:0.78(0.64~0.94)、
1日1~2杯:0.63(0.50~0.79)、
1日3~4杯:0.60(0.41~0.88)
でした(図2:コーヒー摂取と死因別死亡リスク)。

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出典:国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ

コーヒーと死亡リスクとはどう関係しているのか?

なぜコーヒー摂取で死亡リスクの低下が見られるのでしょうか。

第一に、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血糖値を改善し、血圧を調整する効果がある上に、抗炎症作用があるといわれています。

第二に、コーヒーに含まれるカフェインが血管内皮の機能を改善する効果があるとされています。

また、カフェインには気管支拡張作用があり、呼吸器機能の改善効果があるのではないかと言われています。

これらの効果が、循環器疾患や呼吸器疾患死亡につながる危険因子の調整に寄与しているのかもしれません。

本研究ではがん死亡については有意な関連が見られませんでした。

部位別に行われた先行研究では、コーヒー摂取と肝がん、膵がん、女性の大腸がんと子宮体がんのリスク低下との関連が示唆されていますが、全がん死亡では他の部位のがんも総合して分析を行ったため、有意差がなくなった可能性が考えられます。

今回の結果から、一日4杯までのコーヒー摂取は死亡リスク低下と有意な関連があることが示唆されました

この研究で用いた質問票では、缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ねており、またカフェインとカフェイン抜きコーヒーを分けてはいませんので、この点をご留意ください。

また飲み方(ドリップ、サイホン等)の区別も分けていません。

以上が研究成果の内容です。

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コーヒー党にとっては、何とも嬉しい(*⌒▽⌒*)内容ではないでしょうか

いかがですか?

世界中で愛飲されているコーヒーですが、数十年前までは、飲みすぎると健康を害するのでは、というネガティブなイメージが先行していたようです。

しかし、現在では科学的な研究が進み、むしろ、健康を維持するための食品として注目されるようになっていることをお分かりいただけたと思います。

一日3~4杯飲む場合が健康面で死亡リスクが低いということが実証されたわけですが、なぜ死亡リスクが減るのかについてもう少し掘り下げてみましょう

植物が自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、抗酸化物質の代表である「ポリフェノール」ってご存じですか?

赤ワインに多く含まれ、健康にとても良いとの情報が多く発信されていますね。

ポリフェノールとコーヒーの意外な関係について、調べてみましょう。

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1 ポリフェノールとコーヒー、その意外な関係?

ポリフェノールは植物が作り出す抗酸化物質で、分子内に複数のフェノール性-OH基を持っています。

赤ワインのアントシアニン、お茶のカテキン、ココアのカカオポリフェノールなどはすべてポリフェノールの仲間です。

その他、有名な物では、イソフラボンやカカオポリフェノール、クロロゲンなどがあります。

これらの成分は単体で有名な物でしたが、実はポリフェノールの種類の一種だったのです。

様々な野菜や果物にも多く含まれ、その数は5000種類以上あるといわれています。

ところでコーヒーとポリフェノールのの関係については?

コーヒーの生豆にはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く含まれています。

実はコーヒーには赤ワインと同じくらいたくさんのポリフェノールが含まれています。

図1.ポリフェノール含有量比較(食品100g当り)

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出典:Nestle Japan

コーヒー1杯(約140cc)には約280mgのポリフェノールが含まれ、これは赤ワインと同程度、お茶の約2倍に相当します。

しかもコーヒーに含まれるポリフェノールは、カフェインよりも多いのです

コーヒーというとカフェインが多く含まれているということはご存じですね。

そのカフェインよりもポリフェノールが多く含まれていると意外ですね。

最近の調査によると、日本人の食生活では、コーヒーを楽しむ人口が増加していることあり、コーヒーから最も多くのポリフェノールを摂っていることがわかってきました。

日本人のポリフェノール摂取源

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出典:Nestle Japan

コーヒーと健康の関係に関し、コーヒーの摂取により2型糖尿病や肝疾患の発症リスクが低減されるという可能性や、この記事の前半に書きましたが、全死亡リスクとの関連など多くの疫学調査結果が国内外で多数報告されています。

抗酸化物質であるコーヒーに含まれるポリフェノールの力ゆえの結果なのかもしれません。

 参考:「抗酸化物質」とは

医薬品、化粧品、食品などの酸素が引き起こすラジカル反応を補足、停止させて変質を防御する。 工業原料の酸化防止剤としても利用される。

抗酸化物質(こうさんかぶっしつ、antioxidant)とは、抗酸化剤とも呼ばれ、生体内、食品、日用品、工業原料において酸素が関与する有害な反応を減弱もしくは除去する物質の総称である。
抗酸化物質 – Wikipedia

ポリフェノールは約5000種以上にもおよび、コーヒーに含まれるものはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸です。

健康に良いと言われている、ポリフェノールについてコーヒーに含まれるクロロゲン酸以外についての効能を説明します。

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ポリフェノールの効能

1.チョコレートで認知症予防

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チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、脳に多く存在する「DHA」の酸化に効果があり認知症の予防の効果も期待できます。

アルツハイマー認知症になってしまうと、脳の海馬という部分にある「BDNF」というタンパク質が減っていってしまうことがわかっています。

カカオポリフェノールを食べることで、このBDNFが増えると言われています。

そのためカカオポリフェノールが認知症に効果があると言われているのです

そのほかに、カカオポリフェノールにはお茶に含まれるカテキンと似た構造の「エピカテキン」が含まれており血圧を下げるHDL(善玉)コレステロールを増やすなどの効果があることが認められ動脈硬化を防止する効果が期待されています。

2.りんごポリフェノールで美肌ゲット

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りんごに含まれるポリフェノールを総合してりんごポリフェノールと呼ばれるものがあります。

りんごに含まれているポリフェノール、

エピカテキン
プロシアニジン
アントシアニン

の3種類のポリフェノールがリンゴには含まれています。

エピカテキンですが、水や熱に強く、強い抗酸化作用を持っています。

エピカテキンは主にりんごの皮に含まれるポリフェノールなので、皮をむいてりんごを食べてしまうとうまく摂取できません。

プロシアニジンは、癌細胞の生成を抑制、肥満予防、アレルギー予防効果を持ちます。

アントシアニンは良く耳にしますね。このアントシアニンは眼精疲労や高血圧の予防効果に期待できます。

またりんごは低カロリーでダイエットにも向いている食材で、さらにシミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑制してくれる働きがあります。

紫外線をカットする働きもあるので美肌効果を狙いたい人には、向いている果物です。

3.ポリフェノールで睡眠の質をあげる

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赤ワインに含まれるポリフェノールの一種に、レスベラトロールというポリフェノールがあります。

このレスベラトロールに睡眠覚醒サイクルを改善してくれる効果がありますので、赤ワインを飲むと質の良い睡眠がとれると言われているのです。

ワインと言えば、いよいよボジョレーヌーボー解禁が近づいています。

そちらの情報に興味ある方は「ボジョレー解禁 2016年11月17日! 今年の出来は?」の記事をご覧下さい。

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4.コレステロールも減らしてくれる

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緑茶に含まれるポリフェノールの中のカテキンという成分は有名ですね。

カテキンにはコレステロールを減らす効果や、血糖値を正常にしてくれる効果もあります。

緑茶に含まれている成分ですから、食事のときの飲み物は緑茶にすれば手軽にカテキンを摂取することができますね。

カテキンは有名な健康成分ですが、これもポリフェノールだったのですね。

いかがですか?

健康にとって効果の高いあの「ポリフェノール」が赤ワインに次いでコーヒーに多く含まれていたとは、私にとって少々驚きでした

そしてコーヒーを飲むのであれば出来るだけ美味しいコーヒーを飲みたいですね。

最後に、美味しいコーヒーの飲み方について紹介します。

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コーヒーのおいしい飲み方のポイント(ドリップを例にしました)

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お水

コーヒーに使用する水は、コーヒーの味を決定すると言っても過言ではありません。

これは水分に含まれる「ミネラル」が味や香りを引き出す大切な役割を担っているからです。

それには、国内生産のミネラルウォーターを使用します。

良質のお水を使う事は、よりおいしいコーヒーを飲むための第一歩です。

コーヒー一杯分のコーヒー粉の目安

コーヒー一杯分の目安は、出来上がりの量120ccを標準とし、だいたいコーヒーの粉の分量約12~13gが良いでしょう。

そして1杯分増やすごとに、5グラムずつ粉を増やしていきます。

注ぐのに最適な温度

コーヒーを抽出するためのお湯もまた、コーヒーの味を決定してしまう大切な要素なので、十分気を配りたいものです。

最適な温度は約90度で、一度沸騰させてしばらく置く事がちょうどその目安となります。

コーヒーは温度が高いほうが、苦みをはじめ味が抽出されやすいのです。

「苦すぎるな」と感じたら、少しずつ温度を下げてみて下さい。
(粉が古くなったりして、「どうも泡の出が悪いな」というときは、温度を上げることで多少カバーできます)

コーヒーカップ

コーヒーを注ぐコーヒーカップは、事前に温めておきましょう

こうした心遣いが、コーヒーの新鮮な味と芳香をさらに引き出してくれます。

摘出時間

合計で2分から2分半位が平均だと思います。

蒸らしに時間を掛け過ぎない方が、良い苦みになると私は考えています。

時間が掛かり過ぎると、嫌な渋みが出てしまいます。

また泡が薄くなったら、必ずそこで止めることが重要です。

その後は出がらししか出ていません。

注ぎ方

 

コーヒーの美味しい飲み方を実現させるためには、この注ぎ方が非常に重要です。

最後の数滴の注ぎ方で味が一変すると言われています。

皆さんも自宅でドリップコーヒーを入れた経験があると思います。

そのときに、何となく見よう見まねでやっていませんか?

実は入れ方一つで味が激変します。

この際、しっかりと手順を確認しませんか?更に美味しいコー日-を味わうことが出来ますよ♫

【1】: ポットは回さずに、中心の一点のみに注ぎます(粉の中心線に湯の通り道を作ります)

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ひとさし、ひとさし、そっと注ぎ3,4回目に濃いコーヒーが少し落ちる感じです。

そこで注ぎをいったん止めます。

気をつけるポイント:注ぐ湯は出来るだけ垂直にし、太すぎないようにします

湯が粉を突き抜け、お湯に近い液が落ちてしまうと、濃くのあるコーヒーは望めません。

はじめの段階から、ぐるぐる回しながら湯を注ぐ方がいますが、間違いです。

まず中心線に湯をしみ込ませます。
下から落ちるコーヒーが止まったら【2】へ

【2】: 【1】の後、間を空けずに始めます。

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同心円状に、濡れている所と濡れていない所の、境目をねらうように注いで行きます。(3周位)

気をつけるポイント:湯は【1】の時よりも細く、ふちまで湯を掛けないことです

フィルターに湯が掛からないよう特に気を付けて下さい

そして注ぎを止めるときは必ず元に戻って中心にひとさし注ぎます。
深煎りのコーヒーを濃く淹れたいときはとにかく【1】、【2】で濃い液が出るようにして下さい。

ジワ~と膨らむのを、一呼吸、確かめたら【3】へ

【3】:中心から注ぎ始め、五百円玉位の大きさで2周ほどさせて、粉を盛り上げます

(【3】を始める目安は、最初から約30秒後で、湯は太めが良いです)
気をつけるポイント:怖がって力のない湯を注ぐよりも、おおらかな気持ちでグ~と泡を盛り上げて下さい!

【4】: 粉が盛り上がったら、そのまま大きくポットを回し、全体に泡が広がるようにします

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同じ太さで、速く回せれば理想です。

気をつけるポイント:必ず元に戻って中心にひとさし注いだら【4】へ

【5】:【4】で盛り上がった泡の高さを保つように、しばらく連続して湯を注ぎ続けます。
(中断すると水位が下がってしまいますので気をつけて下さい)

湯はふちから1センチ位の所まで回します。

泡の色が焦茶色から薄茶色に変わったら【6】へ

【6】: 粉に膨らむ力がなくなってきたら中心の限られた範囲内に注ぎます(1円玉)

ほぼ連続してどんどん湯を注いで下さい。時間が掛かり過ぎると渋みが出てしまいます。

【7】: 泡の色が薄くなってきたら、一点に注ぎながら泡の表情を見ます。

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泡が白く大きな物に変わったら、フィルターを外します。

ここまでで大体2分程度です。

まとめ

いかにコーヒーが健康に良いか、そして美味しいコーヒーの飲み方について書きました。

文字によるコーヒーの記録は、900年頃アラビア人の医師ラーゼスによるものが最初と言われています。

このときから医師であるラーゼスはコーヒーの薬理効果を認めていて、実際に、野生のコーヒーの種子(バン)の黄褐色の煮出し汁(カム)を「バンカム」と名付け、患者に飲ませていたそうです。

改めてコーヒーの持つ奥深さが分かります