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地震の時、あなたの家は大丈夫?3分で活断層の上にあるかを調べる方法(保存版)

最近では、南海卜ラフ巨大地震や首都直下地震など、さらなる巨大地震の発生についてニュースに取り上げられています。

皆さんご存知の通り日本は地震多発国です。

世界中の地震の約2割が日本で発生していると言われています。

関連記事として、「大震災直後、防災意識は高まったが、徐々に薄れていませんか?今こそ地震対策を!」を是非お読みください。

ところで皆さんは活断層ってご存知ですか?

大地震の映像が流される中で、建物が全壊している地点があるかと思えば、ほとんど被害を受けていない地点もあることに気づかれましたか?

一般的に、活断層の上に位置する地点では被害が大きく、活断層から外れている地点では、それほど被害が大きくないといわれています。

そんな活断層の正体は何でしょう。

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活断層とは?

平成 28 年 11 月に 報告された国土交通省 国土地理院 応用地理部”によると、活断層は以下のように説明されています。

”私たちが住んでいる街の地面を掘り下げていくと最後は固い岩の層にぶつかりますが、この岩の中にはたくさんの割れ目があります。

通常、この割れ目はお互いしっかりかみ合っていますが、ここに「大きな力」が加えられると、割れ目が再び壊れてずれます。

この壊れてずれる現象を「断層」活動といい、そのずれた衝撃が震動として地面に伝わったものが地震です。

「断層」のうち、特に数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことを「活断層」と呼んでいます。”

国の研究機関や大学では、この「活断層」に関する各種調査を行っていますが、国土地理院では「地表における活断層の位置と形状」を詳細に調査して、「都市圏活断層図」として公開してきました。”

現在、日本では 2 千以上もの「活断層」が見つかっていますが、自分の住む家が活断層の上に位置しているかを知っておきたいと思いませんか。

そこで、今回、自分の住んでいる地域が活断層の上に位置するかを調べる方法を記事にしました。

ただし、活断層が調査出来ていない地域もありますのでその点については注意が必要です。

自分の家が活断層の上にあるかをチェック

では調べていきましょう!

まず、都市圏活断層図 利用の手引をクリックしてください。

手順1 

左側「都市圏活断層図を見る」に記載されている自分の調べたい地域を選びます。

たとえば甲信地域を選びます。

画面中央に甲信区域が表示されます。

 

さらに、細分化されたエリアをクリックします。

ここでは表示されている「59富士宮」をクリックしてみます。

富士宮地図が表示されます。

左下の拡大(+)/縮小(ー)により拡大/縮小が出来ます。

活断層の記号表示の意味は次の通りです。

手順3 左上の「情報」ボタンをクリックしてみて下さい。 するとサブメニューが表示されます。

「都市圏活断層図」をクリックしするごとに、その地域の計測された活断層図と、その地域の地図が交互に表示されます。

地図で自分住居を確認し、「都市圏活断層図」をクリックしてその地域の計測された活断層図と見比べると、自分の家が活断層にかかっているのか分かります。

また透過率スライダー動かすと活断層表示の透過率が変化して通常地形が見やすくなります。

このソフトについてのQ&Aが説明されていますので↓↓をクリックしてみて下さい。

Q&A このQ&Aページにあらゆる「都市圏活断層図」システムの説明が掲載されています。

地震には大きく分けて海溝型地震と直下型地震(活断層型地震)の二つがあり、予測地震の代表例の南海トラフは海溝型地震、首都直下型地震は直下型地震(活断層型地震)です。

関連記事として、「大震災直後、防災意識は高まったが、徐々に薄れていませんか?今こそ地震対策を!」では海溝型地震と直下型地震(活断層型地震)それぞれの発生確率、そして防災の準備について具体的に説明していますので是非お読みください。

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まとめ

いかがですか、自分の住んでいるところが活断層の上にあるのかないのか調べてみましたか?

最後までお読み頂き、誠に有り難うございました(*^-^*)