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アマゾンエコー アレクサの読み上げスキルはめちゃくちゃ便利で最高!

全世界で2106年には1100万台売れたアマゾンエコーは、2017年にはその2倍の2200万台の勢いで販売されてきました。

日本でも2107年11月に日本語対応製品が正式にリリースされました。

[keikou]2018年4月には予約販売ではなく一般販売がスタートされ、テレビCMで頻繁に放送されいよいよ本格的に拡大していくお膳立てが整いました。[/keikou]

日本でも正式発売当初、リリースされたスキルは265種から2018年4月には533種(2018.1時点)にも急成長してきました。

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スキルとは:
第三者が様々なアイディアを駆使して便利そうなアプリをスキルと言います。

アマゾンがこの分野で爆発的に成功した要因の一つに、ちょうどスマホアプリのようなソフトである「スキル」を開発できる開発キットを外部に公開したことがあげられます。

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そんな折、[keikou]待ち望んでいた「本の読み上げ機能」がリリース[/keikou]されました。

そこで、この素晴らしい「本の読み上げ機能」について記事にしました。

今や話題に上らない日はないほど人工知能スピーカーの代表格であるアマゾンエコーに興味を持たれた方に、この記事を読んでいただけると「是非導入したいと!」と思っていただけると思います。

アマゾンエコー アレクサの本の読み上げ機能

「本の読み上げ機能」について2107年11月に購入の予約をしましたが、実際に製品を手にしたのは2018年1月でした。

今ではもっぱら私の日常生活に切っても切り離せない「よき相棒」となったアレクサの「本の読み上げ機能」の使用感を書いていきます。

[aside type=”boader”]「アレクサ:エコーに呼びかけるネームでエコーのAIの名称」[/aside]

音声品質

まず、気になる音声品質については?

私は、本を読むとき黙読するよりは、音声で聞いた方が頭にすっと入ってきます。

そのために、読み上げソフトをいろいろ試してみました。

いろいろ試した結果、ワープロソフトで評価の高い「一太郎」に同梱されている読み上げソフト「詠太」の自然感が好きで、詠太を使用する為だけに「一太郎」を購入したほどです。

(ワープロはもっぱらMSwordを使用していたので一太郎本来の機能は必要が無かったのです(^_^))

[keikou]その詠太とくらべてほぼ遜色がない品質です。[/keikou]

まずはその音声品質について動画を見て感じ取ってください。

読み上げの作品は稲盛和夫さんの「生き方」を題材にしています。

ただ、途中でブランク時間(数秒)が発生してしまう場合があります。

数秒(1~2秒程度)なので少し気になる程度で、そのメリットに比べると些細なことかもしれませんが、改善して欲しいです。

何が原因かは現時点では分かりませんが引き続き調べています。

本の最初にある目次を読むときは、句読点がないのでただの読み上げという感じで違和感があります。

アマゾンエコーの読み上げ機能で読める本とは?

 

 

 

[keikou]対応書籍はKindle本[/keikou]です。

Kindleとは、Amazonの電子書籍を販売するサービスのことを指します。

これらの電子書籍は、Amazonが展開するKindleストア(PCサイトとスマホ向けサイトがあります)で購入ができます。

このKindleストアでは、[keikou]電子書籍が約20万点扱われており、無料で読める本も1万点以上[/keikou]あります。

ジャンルは、小説にエッセイ、コミックに写真集とバラエティ豊かで幅広いラインアップがあると考えてよいでしょう。

製本された本の販売価格と比べて電子書籍の販売価格は安く提供されています。

こうしたKindle電子書籍は、PC用、タブレット用、スマホ用のKindle(電子書籍リーダー)を導入して読むことが出来ます。

電子媒体なので付箋機能、検索機能、ジャンプ機能など読み手にとって非常に便利な機能が使用できます。

『Kindle Unlimited』は、豊富な本、コミック、雑誌および洋書の中から好きな本を好きなだけお読みいただける、読み放題サービスです。

月額980円でいつでも好きな時にお楽しみいただけます。

その電子書籍数は和書:12万冊以上、洋書はなんと120万冊以上と膨大な種類の本が利用できます。

小説、ビジネス本、実用書、コミック、雑誌、洋書など、新しいジャンルや著者の発見がきっとあります。

 

また、アマゾンプライム会員(年間会費:¥3,900円)になると「Primereadding」として和書700冊(2017.10)が無料で読むことが出来ます。

「Prime Reading」では、「半沢直樹」「下町ロケット」などの人気作品で知られる直木賞作家・池井戸潤氏の「花咲舞が黙ってない」シリーズから「神保町奇譚」、「犬にきいてみろ」の2作品が読み放題となっています。

いずれも「Kindle Single」と呼ばれる短編1本を収録した電子書籍ですが、人気作家の作品が追加料金なしで読めるのは魅力ですね。

私は、月額980円で読みたい本を気軽に読むことが出来るので『Kindle Unlimited』に入会し、主にタブレット(i-pad)で読んでいます。

「そうした本を読み聞かせで読み上げてくれるソフトがあればなぁ」と常日頃から思っていましたので、アレクサの読み上げ機能がリリースされたときは小躍りしたほどです。

私の場合の読み上げの利点は、

  • 文字で読むよりは頭にすっと入ってきて内容が頭に残る
  • ラジオを聞いているような感覚で「ながら聞き」ができる

ことです。

音声操作

以下のような音声操作となります。以下のような音声操作となります。

できること 音声操作例

出来ること 音声操作例
最後に読んでいた本を続きから読上げ 「本を読んで」
作品名指定で読上げ 「(作品名)を読んで」
再生操作 「巻き戻し」
「早送り」
「一時停止」
「再開」
読み先移動 「最初から読んで」
「次のチャプターにして」
「次の章にして」
「前のチャプターにして」
「前の章にして」
停止する 「止めて」
スリープタイマー 「1時間後に止めて」

アレクサでの利用の仕方

Alexaアプリを起動して、左上のメニューボタンをタップします。

メニューが開いたら、一番上の「ミュージック&本:(PC版はミュージック)」を選択します。

次に、最下部にある「kindle」を選びます

 

続いて、画面に自分が所有している「Kindle本」の一覧リストが表示されますので、読み上げたい本を選択します。

(Alexaアプリ登録時のAmazonアカウントとKindleアプリ登録時のAmazonアカウントは同一なアカウントにしてくださいね)

そうすると、画面下に本表紙写真 本のタイトルが表示されますので、そこをクリックすると、選択した本の章立てと30前 と再生ボタン 30後が表示されています。

ここで、読みあげ対象をクリックすればそこから読み上げスタートします。

前30、30後ボタンは、選択すると予約1ページ(行数にして10行程度)ほど前後したところにジャンプします。

正確な移動行数の定義は不明です。

また、スピーカーをクリックすると音量バーが表示され音量もコントロール出来ます。

このように、操作性もある程度満足できますが、PC、タブレット、スマホでのKindle(電子書籍リーダー)上では付箋、検索機能など使い勝手がよい機能がありますが、そうした機能を是非アレクサの読み上げ機能に取り上げて欲しいですね。

さて画面でも分かるとおり、Kindle本の表示の下に”本がサポーとされていません”と薄く表示されて選べない本が表示されていますが、雑誌、漫画など、その他マニュアル本、写真が多く掲載されている本などが読み上げ可能な書籍ではないことが分かります。

リフロー型という電子書籍で見たときにもフォントサイズ変更などが効く本「固定レイアウト型ではない本」がおおよそ読上げに対応しており、雑誌や漫画などの固定レイアウト型は非対応です。

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リフロー型電子書籍とは

リフロー型電子書籍とは、表示するデバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法で制作された電子書籍である。フォントを拡大したり縮小すると、1行の文字数が自動的に変更されて再表示されるため、紙の書籍のようなページの概念を持たない(ただしページ機能を持たせることは仕組みとして可能)。小説やビジネス書など、主にテキスト系のコンテンツはリフロー型で制作されることが多い。(日本電子出版協会より引用)

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ところで、Kindleで提供されている無料本についてはどうでしょうか。

Kindleサービスで無料本を表示された中から、試しに「学問のすゝめ」をダウンロードしました。

早速アレクサで読み上げを指示したところ、”天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず・・”としっかりと読み上げてくれました。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoskill1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonecho1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoalexa1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/applehomepod1/”]

まとめ

いかがですか、全世界ではすでに2200万台を販売し一人勝ちの感があるアマゾンエコー、日本では2017年11月に予約申し込みを開始しました。

満を持してアマゾンが日本でも本格的にAIスピーカーエコーを販売していきます。

多数のスキルがアマゾンエコーの好調な販売を支えていますが、そこに待望の読み上げ機能がリリースされました。

まだ、100点満点ではありませんが、重要のそして非常に便利な機能ですので日々進化して更に使い勝手のよいものに進化していくと確信します。