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CDよりも圧倒的に高音質な音源“ハイレゾ”入門のわかりやすい方法ー前編

みなさんは、貯まったストレスを日々どのように解消されていますか。
私は寝る前にパソコンの前で好きな音楽を聴いて心を癒やしています。

よく、音楽が好きであれば、良い音にはこだわらないという人がいます。
確かにそれなりに良い音で聴くには、オーディオという底なし沼に足を踏み入れる危険性?があります。
いくらお金があっても足らないのです。

最近「ハイレゾ」と言う言葉をよく耳にします。ハイレゾは納得のいく価格で、今までの音質とは全く違った世界を実現してくれます。
しかし「ハイレゾ」について、興味はありつつも、よく分からないので、その素晴らしい世界を経験していないのではないでしょうか?

そんな方々に、「ハイレゾ」について分かりやすく、まとめましたのでよろしければ読んでください。
そして身近な環境で「ハイレゾ」を実現し、好きな音楽で、自分を思いっきり癒やしてみませんか

長い記事になりますが、一刻でも早く素晴らしいハイレゾの世界を実現したいと考える方は、目次「5 PCでハイレゾを楽しもう」に移動してください。

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CDに変わる音楽配信サービスとは

オーディオ5

街中を歩いていて「あれ? ここにあったCD屋がなくなってる!?」と気付くことがありませんか?
生活圏内にレコード/CDショップがなくなっている驚愕の事実に驚かされます。

ここ1年で、月額固定・低価格で聴き放題の音楽配信サービスが急増し、スマホユーザーを中心に浸透しています。
月額料金を支払えば、膨大な楽曲をいつでもどこでも好きなだけ楽しむことができます。

「Apple Music」「LINE MUSIC」「AWA」などの定額制音楽配信サービスが続々と登場し、音楽業界に新たな風を巻き起こしています。

好きな音楽を楽しむ人にとって、本当に良い時代になりました。若い人を中心に、スマホで音楽再生アプリを使って好きな音楽を気軽に楽しんでいます。

最近、そうした人たちの中で、高音質の再生が可能なハイレゾ対応携帯機器に多くの関心が集まっています。

 

音楽の楽しみ方は時代とともに変化

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レコード媒体

CD普及前には、音楽をアナログ情報として記録したレコードをカートリッジ経由でアンプを通して聴いていました。

【一口知識】

アナログ(英: analog、英語発音: [ˈænəˌlɔːg] アナローグ)は、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。

デジタルが連続量をとびとびな値として表現(標本化・量子化)することと対比される。

時計や温度計などがその例である。エレクトロニクスの場合、情報を電圧・電流などの物理量で表すのがアナログ、数字で表すのがデジタルである。(by Wikipedia)

 

レコードの特性

LP

 

レコードはどのくらいの情報量を持つのでしょうか?一説によると40kHzとも言われています。
実際には、奥の深い話になり、諸説あるようです。

「CD では 22.1kHz で高周波数帯域をばっさり切っているので不自然に聴こえ、LPレコードでは同帯域が自然に減衰するのでより聴こえ方も自然になる」とも言われ、最近LPの自然な音質が見直されています。

レコードには、人間が聞こえないはずの、22,000Hz以上の周波数が録音されている。
聞こえないからと言ってそうした僅かの情報量がCDとは違う独特な雰囲気を感じさせるのでしょう。

【一口知識】

最近はLPの需要が増えており、非常にコストパーフォーマンスの良いLPプレイヤーが何と1万円で手に入り、Amazonnでも売れ筋になっています。

TOWER RECORDS Japan

画像引用元:TOWER RECORDS Japan

この現象は音質と言うよりは見た目のかっこよさなどにもあるのかもしれません。
オーディオの世界では数百万するレコードプレイヤーが存在します (参考価格:¥203万)

超高級レコードプレイヤ

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CDとは

CD (1)

 

デジタル情報を記録するためのメディアである。光ディスク規格の一つでレコードに代わり音楽を記録するため、ソニーとフィリップスが共同開発した。

【一口知識】

CD初期の最大収録時間(74分42秒)が決まったいきさつについて、開発元のソニーによれば以下の通りである。

開発の過程でカセットテープの対角線と同じでDINに適合する11.5cm(約60分)を主張するフィリップスに対し、当時ソニー副社長で声楽家出身の大賀典雄が「オペラ一幕分、あるいはベートーヴェンの第九が収まる収録時間」(12cm、74分)を主張して調査した結果、クラシック音楽の95%が75分あれば1枚に収められることからそれを押し通した。

その大きな要因となったのが、指揮者のカラヤンであった。 開発当時、大賀典雄は、親交のあったカラヤンに、11.5cm(60分)と12cm(74分)との二つの規格で二者択一の段階に来ていることを話すと、カラヤンは「ベートーヴェンの交響曲第9番が1枚に収まったほうがいい」と提言した。

指揮者によって変わるが、カラヤンの「第九」は約63分–69分であり、ほとんどの指揮者による演奏時間は60分を超えているからだ。

結果的に74分(最大80分も可能)という収録時間は、1951年にライヴ録音されたフルトヴェングラー指揮のいわゆる「バイロイトの第九」(演奏時間およそ74分32秒)や、それに匹敵する長さであるカール・ベームやレナード・バーンスタインの演奏も、コンパクトディスク1枚に収めることが可能になった。

 

CDの売上

CD市場占有率ピーク

2002年にピーク、その後ダウンロードによる音楽配信サイトの市場が増加するにつれてCD販売数は減少していきます。

2000年代に入ると、Apple社の携帯音楽プレイヤー “iPod” が発売されました。2000年代の初めに米国で発売され、以後、日本でも徐々に知名度を増してゆく。デザインの良さも受けて、とりわけ、2000年代半ばから、爆発的に普及しました。

CDはついに50%を割るのに対し、ダウンロードは携帯サイトも合わせると40%にも成長していきました。

今話題の売れ筋No1 Apple社 「AirPods」に関する記事については、

エアーポッズはすぐに購入できない!何がそんなにすごいのか?

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SonyウオークマンNW-A35の圧倒的なコストパーフォーマンスにオーディオ界が震撼!

携帯音楽プレイヤー

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iPodが爆発的に普及したこことにより、他メーカーからも続々と携帯音楽プレイヤーが発売され、これらはMP3プレーヤーとも呼ばれました。

携帯音楽プレイヤーにはCDから音楽データを圧縮して取り込む(リッピングといいます)、また音楽配信サイトからダウンロードして取り込む方法が主流になりました。大容量の HDD を内蔵したプレーヤーなら1万曲以上の楽曲が収録可能です。

音楽の聴き方としては、イヤホンが主流で、それに続いて、ヘッドフォンになります。

最近「ハイレゾ」を手軽に聴ける環境が整い、家電でも「ハイレゾ」コーナーが常設されるなど、「ハイレゾ」が身近になってきました

そこで、「ハイレゾ」についてわかりやすく纏めた記事がありますので是非読んでいただくことをオススメします

↓↓↓

⇒ ハイレゾとは

 

これから出会う楽曲を最良の音質で楽しめる一方で、これまで慣れ親しんだ楽曲も、ハイレゾで聴き直すことで全く新たな魅力に気付くといったことも少なくありません。

ハイレゾ音源についてCDとは比べものにならないほどの情報量を持つ音源であることを理解しました。

ではこのハイレゾ音源を入手して、再生するにはどうしたらよいのかを具体的に説明していきます。

しかし、その前に自分の基準になる良い音について、しっかりと基準を定めておいた方が良いのです。

最近ハイレゾという言葉を耳にする機会が多くなり、いったい何だろう?あるいは音質がなにやら良くなると言うことだが、何をもって高音質なのか分からない。

一般的には高音質を聴く体験をした人は少ないともいます。良い音を知る、良い音に触れるということは何事にも替えがたい感動があります。

好きな女性アーティストの声がより艶めいてふくよかに感じられ、それまではあまり入ってこなかったベースライの音がはっきりと聞こえ、その場の雰囲気までを含めて音が見えてくるような感覚を味わえたら素敵ですね。

そこで、是非オススメしたいのが、一度最高の音を聴いてみることです。

それには、オーディオ専門店に足を運んで、視聴室で気軽に最高級のオーディオ機器で最上の音質を聴くことをオススメします。

Synthax 2016

【一口知識】

◎テレオン

アナログオーディオから最新の PC&ネットワークオーディオまで、 エントリークラスからハイエンドまで国内外製品を幅広く取り扱っております。 テレオンは素晴らしいオーディオライフをサポートします。ご来店お待ち申上げます。

テレオン視聴室

◎パナソニックセンター大阪

Technics製品試聴ルームを常設しています。 リファレンスシステム R1シリーズ、グランドクラスの新製品ダイレクトドライブ ターンテーブルシステム SL-1200Gをご試聴いただけます。 住所 :大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 南館 1階 TEL :06-6377-1700

◎パナソニックセンター東京

Technics製品試聴ルームを常設しています。 リファレンスシステム・グランドクラス・プレミアムシステムをはじめ、新製品ダイレクトドライブ ターンテーブルシステム SL-1200GAEをご試聴いただけます。 住所 :東京都江東区有明3丁目5番1号 TEL :03-3599-2600

◎TAD:パイオニアがハイエンドオーディオ事業を推進していく中心的な役割を担う、株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(略称:TAD Labs, Inc)を設立

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ハイレゾの音楽ファイル形式について

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ハイレゾファイル形式にはFLAC等の可逆圧縮形式WAVなどの非圧縮形式が採用されることが多いです。
PCで再生する場合もハイレゾ対応の再生ソフト、DACが必要になるなど再生環境にも配慮する必要があります。

最近では、DSDという方式のハイレゾファイルも流通するようになりました。DSDは音楽CDや従来のPCオーディオで扱うファイルとは全く異なる形式のため、ハイレゾ対応と表記されている製品でも再生できない場合があり注意が必要です。

ハイレゾではFLACのファイル形式がよく使われますが、FLACについてもう少し深く調べてみましょう

FLACって何? MP3と何が違うの?

FLAC

FLACは可逆圧縮とMP3は非可逆圧縮の違いなどファイル形式が異なります。

不可逆圧縮とは、文字通り圧縮前のデータと圧縮後に展開したデータが完全には一致しないが、圧縮したデータのサイズは小さくできる方式のこと。音楽情報に欠落が出てしまいますが、少ないメモリーにたくさん音楽を保存できること、データ量が小さいのでダウンロード時間が少なくて済むことがメリットです。

FLACは可逆圧縮されたファイルで、完全にオリジナルデータが復元できる方式です。情報の欠落がないので音質を重視する人に人気が高いが、圧縮しても元に比べて1/2程度にしかならず圧縮率は低いのです。

最近では、ソニーのウォークマンでもFLACの再生に対応したモデルが発売されるなど、携帯プレーヤーで再生が可能なものも増えてきている。

DSDって何?

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音楽データには、録音形式の異なる「PCM」「DSD」の2種類があります。PCMは音楽CDやMP3、AAC、ハイレゾと呼ばれるFLACなどで採用されている録音形式です。

量子化ビッ卜数を上げれば上げるほど、音の精細感が向上し、結果として高音質になる仕様で、現在のスタジオレコーディングにおいて主流の録音形式です。

とくにFLACなどのハイレゾ音源では、置子化ビッ卜数を24ビッ卜や32ビッ卜に上げることで、音楽CDを超える高音質を実現しています。

一方DSDは、量子化ビット数を「1」に固定することでサンプリング周波数を極端に上げられるようにした規格です。

これにより、PCMをしのぐ高音質を実現しているといわれています。

ただし、レコーディングにはDSD対応の専用機材が必要になる、PCMに比べてファイルサイズが大きくなる、さらにDSD対応のUSB DACやボータブルへッドフォンアンプがまだ高価といろこともあり、普及はまだ先のことであると考えられています。

いよいよこここから、実際にPCを用いてハイレゾを聴くにはどうしたらよいかについて説明していきましょう。

 

PCでハイレゾを楽しもう

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ハイレゾ再生に必要な機器

PC本体

現在のPCで性能的には大丈夫ですが、ハイレゾファイルはファイルサイズが大きいので内蔵ディスクの容量が大きいに越したことはありません。

必要に応じて外部でディスクの拡張なども考えましょう。

USB DAC(USBデジタル・アナログ・コンバーター)

パソコンは本体に音楽再生機能を備えており、わざわざ周辺機器などを加えなくても曲を聴くことができます。

パソコンの音楽再生機能は、MP3、AACなどデジタルデータとして記録された音楽ファイルを、パソコン内部に組み込まれているDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)という機能でアナログデータに変換して再生しているのです。

デジタルデータはあくまでも数字の0と1で記録されたもので、アナログ機器であるスピーカーやヘッドホンを鳴らすには、このようなデジタル・アナログ変換が必須なのです。

USB-DACとは、このデジタル・アナログ変換をパソコンの外部で行うためにUSBで接続する周辺機器のことを指します。

USB-DACにはスピーカーは内蔵されていないので、アナログ変換して出力した音声信号は、ヘッドフォンで聴くあるいはミニコンポなど外部のオーディオ機器とつないでスピーカーを鳴らすのが基本となります。

古くとも音質が気に入っているスピーカーや、駆動用のアンプが手元にあるならば、そういったオーディオ機器をパソコンで音楽を楽しむために活用することも可能です。

先に述べたようにこのデジタル・アナログ変換自体はパソコンの標準機能として内蔵されていますが、変換後のアナログデータはノイズに影響されやすく、またパソコンの内部はノイズの発生源が多いので音質が低下してしまいます。

USB-DACは変換を行うためのDACをパソコン外部に移動できるので、ノイズの悪影響を受けづらくなり、また、部品としてのDACそのものも高性能・高品位なものを選定して作られています。

USB-DACを安定して動作させるため、電源回路やアナログ変換後の音声信号が出力される端子なども、本格オーディオ機器と同様に妥協のない設計となっているのです。

USB-DACを選ぶ際のチェックポイント

据え置き型かポータブル型か

据え置き型

据え置き型とは、プリ・メインアンプ機能を備えていないので、イヤーフォンで聴く、または別途プリメインアンプに接続して外部スピーカーで聴きます。その為、形状はコンパクトなものが多く、現在私が使用しているDENON DA-300USBも据え置き型のUSB-DACです。

【一口知識】

私が使用している絶対お勧めのUSB-DAC DENON DA-300USBについて

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DENON デノン USB-DAC ヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 シルバー DA-300USBS
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また、据え置き型にはプリメインアンプに内蔵されたタイプの機器もあります。

ティアックの「AI-301DA」は、プリメーンアンプにUSB-DAC機能を一体化したタイプ。システムをシンプルに構成でき、入力端子もデジタル・アナログとも豊富なため、パソコン以外のオーディオ機器をまとめることが可能だ。こちらも最高24bit/192kHzまで対応し、DSD再生もサポートしている。Bluetoothにも対応し、普段お使いのスマートホンから手軽に高音質なワイヤレス再生が楽しめるなど付加機能が豊富な機器もあります。

AI-301DA

 

ポータブル型

ポータブル型はバッテリーとアンプが一体化した小型の製品が多く、外出先のパソコンにつないでハイレゾを再生できることはもちろん、スマートホンと接続していつでもどこでもハイレゾを再生できるというメリットがあります。

ポータブル型はバッテリーとアンプが一体化した小型の製品が多く、外出先のパソコンにつないでハイレゾを再生できることはもちろん、スマホと接続していつでもどこでもハイレゾを再生できるというメリットがあります

【一口知識】

ポータブル型として注目な製品ソニーの「PHA-2」

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パソコンとUSBでつないだときは最高24bit/192kHz対応のUSB-DACとして使えDSDにも対応。iPhone、NW-ZX1やNW-F887などハイレゾ対応ウォークマンからはデジタル入力で、一般的な機器からはアナログ入力でポータブルヘッドホンアンプとして使える非常に多機能な製品で、使いこなしがいがあります。

ハイレゾ再生に必要なソフト

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ハイレゾ再生に必要なソフトの条件は非圧縮、あるいは可逆圧縮の音楽ファイルを再生できることです。
ハイレゾ対応の再生ソフトは数多くありますが、私がいろいろ試した中で有償ではありますが、高音質音楽再生ソフト「JRiver Media Center」をお勧めします。

無料で提供されている再生ソフトで良いものがいくつかありますが、設定などに多少複雑な操作が必要なため、パソコンに詳しい人以外には使いづらい面があります

PCを用いたハイレゾ再生を今後、長く使用していくことを考えると、DSDの再生も可能で使い勝手に優れている「JRiver Media Center」をお勧めします。

「JRiver Media Center」は米国の同社ホームページより購入できますが、カード決済などにおいて英語表記でやりにくい面があります。そこで、アマゾン簡単すれば簡単にに購入出来ますのでお勧めです。

Jriver

高音質音楽再生ソフト「JRiver Media Center」のインストール・初期設定方法!

「JRiver Media Center」のインストール・初期設定など導入に関する分かりやすいサイトがありますので、購入時には参照してください。

「JRiver Media Center」インストール・初期設定をクリック願います

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 ハイレゾの音楽ファイルを入手するには

VICTOR STUDIO HD-MUSIC TOP

出典元:VICTOR STUDIO HD-Music

PCでハイレゾを楽しむには音楽配信サービスから音楽ファイルをダウンロードすることになります。

【一口知識】

  • Mora: 圧縮音源とハイレゾを扱う。
    2013年にソニーが鳴り物入りでハイレゾ・オーディオ業界に参入したのを契機にソニー・ミュージックグループのレーベルが提供する音楽配信サイトとして開設されました。
    ジャンルはe-onkyoと同様に幅広く、ソニー・ミュージックグループのコンテンツを多数抱えていることもありポップスやJ-POPなどではmoraにしかないコンテンツもかなり多いのが特徴です。
    音楽ファイル形式はWAV,FLACが中心ですが、2015年1月よりDSD形式での配信もスタートしました。
    決済はクレジットカードの他、楽天Edyなどの電子マネー、月次の携帯電話料金と一緒に支払えるキャリア決済に対応するなども魅力です。
  • e-onkyo music
    オンキョー&パイオニアイノベーションが提供する国内ハイレゾ配信サイトの老舗的な存在です。
    ジャンルはクラシックやジャズだけではなくポップスやロック、そしてJ-POPや、アニメソング、歌謡曲など多岐の分野を網羅しています。
    提供形式はハイレゾ音源のみなので迷わずに安心して購入できます。
  • Victor Studio HD-Music
    比較的新しいサービスながら多彩なジャンルの楽曲を配信。
    CD音質のコンテンツを独自のアルゴリズムでハイレゾか数売る日本ビクターとビクタースタジオが共同開発した「K2HDプロセッシング」によって高音質化した音源を多数そろえています。特に邦楽が充実している
  • OTOTOY
    アーティストへのインタビューやレビューなどの記事を掲載する音楽メディアとしての性格を持つハイレゾ配信サイトです。配信ファイル形式はWAV,FLAC,DSD以外にもAAC形式の非可逆圧縮形式音源もそろえています。インディーレーベルの楽曲を扱うなど、他のサービスにはないラインナップが特徴です。
  • HQM STORE
    オーディオスピーカー等を手がけるメーカーのクリプトンが提供するハイレゾ音源配信サイトです。クラシックやジャズなどを中心に展開してきましたが、オールドポップスをラインアップする「グラフィティー」等も充実しています。DSD形式での配信も開始しています。
  • Linn Records
    海外高級オーディオメーカーによる配信サイト。全編英語ですが、即時インターネット翻訳をかけると概要を理解できますので問題ないかと思います。決済はクレジットカードのみの決済ですが日本からも普通に購入できます。
  • CHANNEL CLASSICS RECORDS
    クラシック向けDSD音源のサイト、オランダのChannel Classics DSD音源というとBlue Coastを紹介することが多かったんですが、やはりクラシックファンも多いでしょうからクラシックでDSD音源に力を入れている。

ハイレゾの音楽ファイルを購入する音楽配信サービスを利用するには、簡単な事前にユーザ登録の手続きが必要です。
曲の価格は提供配信サイトにとによってまちまちです。

参考までにMoraの場合、従来の圧縮ファイル形式(AAC)の場合1曲257円、アルバムの場合は1枚2,000円前後となっています。

ハイレゾ形式1曲324円から540円、アルバムの場合は1枚4,000円前後で販売しており、ハイレゾの音楽ファイルは圧縮音源に対し高価です。
いずれもWebブラウザでアクセスでき、会貝登録をすることで曲を購入することができます。現在では、”カフェで聞くJazz”などのBGM的に流してジャズを楽しむような音源でハイレゾ版が1,000~2,000で比較的安く販売されています。

私が現在使用しているお勧めの組み合わせ

それぞれどのくらいの予算で選ぶかによりますが、現在使用して私自身大変満足している組み合わせを紹介します。

【一口知識】

一つのイメージとして私が現在使用している組み合わせで紹介しましょう。

  • PC:NEC Valuestar VN370/F
  • OS :windows7
  • USB-DAC :DENON DA-300USB

 

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私が使用している絶対お勧めのUSB-DAC DENON DA-300USBは高性能なヘッドフォン用アンプを内蔵していますので、そのままヘッドフォンを使用できるのも優れものです。(内蔵していない場合は別途ヘッドフォン用アンプを購入する必要があります)

DENON デノン USB-DAC ヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 シルバー DA-300USBS
    • 再生ソフト:JRiver Media Center

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  • ヘッドフォン:SONY MDR-1A 広帯域HDドライバーユニットが低域から100kHzの超高域までを再生。耳を包み込むような快適な装着感のステレオヘッドホンで、市場でも高評価です。

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  • 音質改善の為のアナログトランス式電源、これから先主流になるであろうPCオーディオの受け口はUSBです。
    しかし残念ながらUSBから取り出した電源はノイズだらけなのが現状繋ぐ機器にはノイズは伝達したくない
    USB端子に繋ぐだけで外部電源不用と称する音響機器の音質改善の為のアナログトランス式電源です。

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USB-DACではパソコンからの電源ノイズがDACとPCを結ぶUSBケーブルに僅かでも乗ってしまうので、ハイレゾ用として高価なUSBケーブルも販売されています。信頼できるオーディオ評論家がお勧めしていたのがこの製品です。ノイズを軽減させるために、大変効果のある機器で、税抜きで13,000円と大変コストパーフォーマンスの高い良心的なもので。当初から愛用しています。

ノイズ軽減について

波形USBノイズ

メーカーは(株)エーワイ電子で大変良心的な仕事をされている会社です。

  • アンプ:トライオード 真空管式ステレオ・プリメインアンプTRIODE RUBY

 

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このアンプの仕様は 使用真空管 : 6BQ5/2本、12AX7/2本 ヘッドフォン回路 : 真空管を使用したコストパーフォーマンスが高い製品です。
定格出力 : 3W+3W(8Ω)が小さく心配でしたが全く問題なく低音までゆったりと鳴らしてくれます。真空管アンプはデジタル的な音質とは対照的で実に暖かみのある音質です。「ハイレゾ」との相性も抜群です。真空管アンプは高級品が多かったですが、最近は比較的買いやすい製品が多くみられます。この製品の価格はアマゾンで

トライオード 真空管式ステレオ・プリメインアンプTRIODE RUBY
トライオード
売り上げランキング: 178,435
  • スピーカー:ヤマハ YAMAHA NS-1 Classic

このスピーカーは、かれこれ30年以上前に発売された、当時一世を風靡した素晴らしいスピーカです。
私は今でも大事に使用しており長年の利用で音質も軽く繊細になり、手放せない一品です。ハイレゾとの相性は抜群で、私の好きなジャズその他クラシックなど、すべての楽曲にマッチしています。現在はもちろん生産されておりませんが中古品¥90,000円前後で販売されていますが、希少価値が高いのでなかなか手に入りにくい状況です。

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また上記システムの接続形態の概略は次の通りです

DA-300接続

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SonyウオークマンNW-A35の圧倒的なコストパーフォーマンスにオーディオ界が震撼!

“ハイレゾ”導入のわかりやすい方法ー前編のまとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回は前篇として、自分の好きなアーティストや楽曲を高品質な音で手軽に楽しめる「ハイレゾ」の世界について纏めました。

「ハイレゾ」と聞くと、なにか複雑なイメージで捉え、何となく敷居が高く感じられ、いざ自分で導入しようとしても二の足を踏んでしまうのではないでしょうか?

実は思うほど複雑ではなく、手軽に楽しめる環境が整備されており、これから益々浸透していきます
そうした中で、皆さんにもいち早く理解をして頂いて日頃のストレスを癒やす最高の手段を整えて頂ければと、心から思っております。

関連記事としては、PC環境ではなく、外出先でも楽しめる「ポータブルオーディオ」について纏めましたので、更に楽しみが広がります。

よかったら、見て下さい。↓↓

【CDを超える音質】ハイレゾ対応のポータブルオーディオ泥沼編