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AIスピーカーの普及により「声」での指示・操作の抵抗感がなくなる

「Alexa(アレクサ )、今日の天気は?」
「ねえ、Alexa(アレクサ ) 気分が上がる曲をかけて」

最近テレビコマーシャルでこんな情景が流れてきます。

このコマーシャルは何のCMでしょうか?
そうです、AIスピーカーのCMです。

AIスピーカーの登場によって、こんなコミュニケーションが家庭の中で少しずつ生まれています。

最近はスマホでも「」で様々な指示を出すことが出来ますね。

文字で入力するよりも、ハンズフリーで手軽に指示が出せるので利用率が高まっています。

しかし、AIスピーカーは「」で指示することについては、スマホと同じでも決定的に違う点があります。

それは、スマホのように手近で話す必要がないことです。

AIスピーカーは周囲のノイズ・環境音などの影響を排除しつつ、素早く持ち主の声を認識して部屋のどこにいても応答できるだけの高性能なマイクを保有しています。

部屋の中であれば多少雑音が多くとも普通の会話程度の大きさで話すことを、しっかりと正確に捉えてくれます。

「スマートスピーカーとは、スマートマイクのこと」という技術者もいるほどで、この技術が鍵になります。

そうしたこともあって、最近「」が注目されていますので、今回、AIスピーカに見られるテクノロジーや情報発信の面からこの「」について

  • 注目される理由
  • 今後の動向

を中心に記事にしました。

AIスピーカーの普及などにより「声」が注目されている理由

第一の理由として挙げられる点が、AIスピーカーの普及にあります。

AIスピーカー市場でシェアーNo1のアマゾンが提供するエコー(Echo)シリーズについて触れます。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/aispeaker1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazon-echo-ai-usage-echoshow1/”]

2014年に米国アマゾン「音楽のためのデバイス」として「Echo」を発表して以来2018年になると全米で約4360万台にまで拡大するとの予想がでています。

NPR and Edison Research 最新記事によると、既にアメリカでは6人に1人がAIスピーカーを所持していると伝えています

一方日本では、2018年春から一般家電量販店でも発売されました。

調査会社アクセンチュアが日本や米国、中国など計19ヵ国の消費者21,000人を対象に調査した「2018デジタル消費者調査」によると、デジタル消費者の期待するトレンドとして「AIスピーカーによるデジタルとリアルを融合した新しい顧客体験」が挙げられています。

そして、AIスピーカーは、調査対象国すべてにおいて所有率が前年比50%超と大きく伸びており、購入予定の人も含めると所有率は中国、インド、アメリカ、ブラジル、メキシコの5ヵ国で、2018年末までに オンライン 人口の3分の1にまで達する見通しだといいます。

日本での所有率は2016年3%、2017年8%、2018年の購入予定が16%と、ほとんど伸びていませんが、日本語化に伴う開発などの影響で本格販売のスタートが2018年3月と遅かったことが要因だと思います。

既に多くの国でキャズム(キャズム:市場が初期からメインストリームへ移行する際に阻害する溝のことを指し、「新しさ」から「安心感」への転換期での状況)に達して、それを乗り越える段階と判断されていることからも、日本の一般家庭への普及も時間の問題と予想されています。

世界的なAIスピーカー市場での拡大を踏まえると、ハンズフリーで操作できる利便性、日常の多くの機器操作や作業を簡単、そして便利なものにしてくれることへの期待が読み取れます。

日本では2018年12月に10.1インチのスクリーンを備えたアマゾンエコーショー(Echo show)が販売されます。

極めて視認性のよいスクリーンが備わったことで、料理のレシピや料理手順の動画がハンズフリーで自由に使えるなど、さらに便利なサービスが提供され、まさに「新しさ」から「安心」への壁を越えて普及していくと予想できます。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoshow-function/”]

AIスピーカーの普及促進として、「声」による操作ができるスマートホーム

 

AIスピーカーの普及促進として、他に「スマートホーム:家の中の電化製品や照明などをネットワークによってつなぎ、制御できる家」が挙げられます。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoalexa1/”]

AIスピーカーを様々な家電に接続することで、「声」により簡単に操作できる状況が出来つつあります。

米国AmazonがAlexa対応により音声で指示できる備えた電子レンジをなんと 59.99ドルで発売す売るアナウンスを行いました。

例えばコーヒーを温め直すと伝えるだけで適切なパワー、時間で再加熱する。また本体にはAsk Alexaボタンも設置されており、ウェイクワードなしで指示をすることもできます。

 

AIスピーカーの普及促進として、「声」により気軽に好きな音楽が聴ける

今までのAIスピーカーの利用は、音楽配信サービスの利用が多いです。

定額制音楽配信においては、特定の曲を聴くだけでなく、気分に応じた音楽を自動的に再生してくれる機能もあるため、より音楽を身近なものにしています。

この気軽さを活かすという点において、「盛り上がる曲をかけて」といった具合で声で簡単に操作ができるスマートスピーカーの存在は、非常に適していると言えるのです。

私はジャズが好きなので、「アレクサ!静かなジャズをかけて」と言って、まるでカフェで音楽を聴きながら過ごすような時間を味わっています。

さて、音声の可能性は音楽を聴くだけではなく、読書の読み上げ機能があります。

アマゾンのKindle本として、アマゾンエコー(AmazonEcho)で自分の選んだ本を読み上げることが出来ます。

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このほんの読み上げ機能は便利なのですが、機械で音声を作成しているのでどうしても若干不自然な抑揚なのがあります。

これらの不自然さは日々改善されており。より自然に読み上げられるようになっています。

最近、アマゾンエコー(AmazonEcho)で完璧な音声として本を読み上げるサービスが開始されました。

それは、本の内容を音声で再生する、オーディオブックのサービスが登場し始めているのです。

このサービスのベースは、Amazonが提供しているオーディオブック配信サービス「Audible」です。

「Audible」は人気作家のベストセラーから名作まで、ビジネス、自己啓発、小説、英字新聞、落語、洋書など20以上の豊富なジャンルが登録され(Audibleでしか聴くことのできないスペシャルコンテンツも含む)、38か国語の海外コンテンツと国内コンテンツを合わせ、40万タイトル以上が楽しめます。

最近、アマゾンエコー(AmazonEcho)やAppleWatchにも対応されました。

音声は、プロによる朗読ですから、臨場感なども含めて極めてクオリティの高い音質です。

「本は目で読むものだ」という意見もあると思いますが、私は手や目を使うことなく、リラックスして気軽に本を楽しむことが出来るので、大いに楽しんでいます。

朝、仕事に向かう前に、AIスピーカーに最新のニュースを確認しますが、こうした「Audible」で本を読むことも情報収集の一つですね。

アマゾン「Audible」についてはこちら「Audible」

また、ハンズフリーで「声」により操作ができる特徴を生かして、最近では車載に搭載されたAIスピーカーの利用面に注目が集まっています。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazon-echo-auto-automobile/”]

AIスピーカーの普及促進として、「声」による「声のブログ」などの情報発信利用に注目

AIスピーカーの利用としては、ニュース、天気予報、行楽情報、交通情報など様々な情報収集に極めて効果的に利用できます。

しかし、世の中で音声が注目されているのはこうした情報集だけでなく、情報発信にもみられます。

ところで、皆さんはボイスメディアサービス「Voicy」をご存じですか?

「Voicy」は「声と個性を楽しむこれからの放送局」というテーマで2016年の9月にリリースされたサービスです。

当初は大手メディアや雑誌などから提供を受けた「活字」コンテンツを、音声に置き換えて届けるという色が強かったようですが、最近は「声のブログ」として利用され始めています。

インフルエンサー や有名経営者など、より多様な人たちが配信を始め、「声の ブログ 」としての側面を持つようになりました。

「声のブログ」とは面白い発想ですね!

当社は活字メディアをベースとしていましたが、配信者も実に多様化され、自由な形式のコンテンツが増えてきています。

私の周りにも、ネットに関心が強い友人たちから、この「Voicy」についてちょくちょく話を聞かされます。

早速、こんなニュースが飛び込んできました。

それは、”野村アセットマネジメント株式会社は、Amazon(アマゾン)が提供するクラウドベースの音声サービスAmazon Alexa(アマゾン・アレクサ)に対応した新しい投資教育スキル「#3分朝活 働く私とお金の話」を開発しました”というニュースです。

[aside type=”boader”] 「#3分朝活 働く私とお金の話」:
このスキルは、毎週月・水・金曜日の午前7時に、資産運用について学ぶことができる以下の情報を、1回あたり約3分の長さで提供していきます。
・ 投資信託の基礎知識
・ 投資に役立つ経済ワード
・ 投資マインドを育てるコラム 等
2017年11月より提供しているスキル同様、お客様はAmazon Echoに向かって、たとえば「アレクサ、3分朝活を開いて」と話しかけるだけで、これらの情報を聞くことができます。[/aside]

私が注目したのは、このスキルが株式会社Voicy(ボイシー)の協力のもとパーソナリティーの声にてとどけている点です。

このようにVoicyと協調して、我々に新しい体験を提供するとともに、情報収集の利便性を向上させていく様々な「声」を利用した情報サービスが増えていくものと考えます。

いま、Google HomeやAmazon Echo、LINE Clovaと、スマートスピーカーが話題です。

こうした自由な音声配信サービスはAIスピーカーの普及により、音声メディアに興味を持つ人が増えることで追い風が吹いており、一段と普及する兆しがあります。

ブログを「声」で発信するのも実に面白いですね。

「Voicy」についてはこちら「Voicy」

まとめ

いかがでしたか?

「声(音声)」×テクノロジーの今までにない発想は、これからどのように発展していくのか実に楽しみです。

「Voicy」のように音声を軸としたメディアも登場していることから、その可能性が認知され始めているのは確かですね。

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便利機能の紹介:アマゾンエコー(AIスピーカーの売れ筋No1)

最近、テレビCMで「アレクサ 今日の天気は?」、あるいは「OKグーグル くつろぐ音楽をかけて」などと、機械に向かって話しかけると、その地域の天気や、くつろぐ音楽が流れてくる場面を見た方も多いのではないでしょうか。

母親の誕生日を祝うCM.見たことありますよね?あれです。

その機械はAIスピーカーと呼ばれています。

「なにやら便利そうだが、今ひとつイメージがわかないなぁ~」と感じているあなたに、

  • AIスピーカーとは
  • AIスピーカーは今後我々の生活にどんな影響を与えるのだろうか?

について説明していきたいと思います。

AIスピーカーの市場ではアマゾンの「エコー(Echo)」、Googleの「Home」と呼ばれているものが売れています。

AIスピーカーの売れ筋No1 アマゾンエコー(AmazonEcho) とは

出典:Amazon Echo  HP

まずは、代表選手であるアマゾンエコー(Amazon Echo)を例にとって説明していきます。

AIスピーカーとはどのようなイメージなのか、アマゾンの公式動画を見ていただきたいと思います。

AIスピーカについては、私が記事にした関連記事「AIスピーカー(音声アシスタント)って何? 日本語版GoogleHomeが発売、その性能は?年内にはアマゾンエコー」をお読みください。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/aispeaker1/”]

AIスピーカーの売れ筋No1 アマゾンエコー(AmazonEcho) の歩み

出典:Amazon Echo  HP

さて、そんなAIスピーカーを代表するアマゾン「エコー(Echo)」ですが、現在に至るまでの歴史をみてみましょう。

  • 2014年11月に米国アマゾンが「音楽のためのデバイス」として「Echo」を発表
    ↓↓
  • アマゾンプライム会員向けに限定的な販売からスタート
    ↓↓
  • 2015年夏より一般販売へと拡大
    ↓↓
  • 2016年秋には米Googleの「Google Home」が登場
    ↓↓
  • Amazonも小型・低価格版の「Echo Dot」を発売したことから、アメリカで市場が一気に拡大
    ↓↓
  • 2016年秋以降、50ドル以下で入手できたEcho Dotの存在が引き金になり、一気に増えた
    ↓↓
  • その結果、2016年末までにアメリカで900万台程度の市場規模となり、現在に至る急速な成長の基盤が出来上がった

毎年1月に開催されるテクノロジーイベント「CES」の主催者であり、アメリカの技術関連企業の業界団体でもある全米民生技術協会(CTA)が1月に発表した調査によると、2016年には全米で720万台だった市場が、2018年になると、約4360万台に拡大、約38億ドルの売り上げが見込めるという。

このような流れを踏まえると、近い将来にも我々の生活に影響を及ぼしてくることは間違いないと予想できます。

AIスピーカーの売れ筋No1 アマゾンエコー(AmazonEcho) の日本での登場

出典:Amazon Echo  HP

一方日本での登場は?

「Amazon Echo」は2017年11月に日本国内でも発売されたが、招待制での販売となっており、一部のユーザーの手元になかなか届かないなど、SNSでは不満の声も上がっていた。

私も2017年11月に予約しましたが、製品が届いたのは2018年2月でした。

なぜ、日本アマゾンはこうした招待制をとったのでしょうか?

アマゾンによれば、招待制で一部のユーザーに使ってもらったことにより、クラウドに情報が蓄積され、それが日本のAlexaの進化に繋がったのだと公表しています。

おそらく日本語会話としてのやりとり精度を学習させたものと思います。

ようやく納得できる形で日本語版を提供できるようになったため、この2018年3月30日に一般販売が開始され、エディオンやケーズデンキ、ジョーシンなど、全国の家電量販店1000店舗以上での販売も開始されました。

こうした動きに呼応して、テレビCM放映が盛んになり、いよいよ本格的に「スマートスピーカー」の市場が立ち上がり始めています

AIスピーカーの売れ筋No1アマゾンエコー(AmazonEcho) の人気を得ているポイント

出典:Amazon Echo  HP

人気を得ているポイントは3つあります。

  • どの方向からでも高い精度で音声を聞き取りできる


出典:Amazon Echo  HP

  • Amazon musicとの連携で音楽再生デバイスとして優秀

出典:Amazon Echo  HP

  • スキルと呼ばれる第三者が開発したアプリを搭載し、機能拡張ができる

出典:Amazon Echo  HP

 

 

★どの方向からでも高い精度で音声を聞き取りできる

出典:Amazon Echo  HP

スマートスピーカーのハードウェアは、決して複雑なものではありません。

クラウド上のサーバと連携するため、音声を認識し、ネットからの情報を扱う「コア」な部分には、さほど高性能なハードウェアを必要としません。

アマゾンよりライセンスを受けてAIスピーカーのコア部分を組み込んだ他社製品(価格もそう高くはありません)もかなりの数が発売されています。(Sonyなどスピーカ関連製品など)

スマートフォンに搭載された音声認識AI(SiriやGoogle Assistantなど)は、スマホのマイクが遠くのものを聞き取れるようになっていないため、すぐ近くで話す必要があります。

それに対して、アマゾンエコーは周囲のノイズ・環境音などの影響を排除しつつ、素早く持ち主の声を認識して部屋のどこにいても応答できるだけの高性能なマイクを保有しています

「スマートスピーカーとは、スマートマイクのこと」という技術者もいるほどで。

この技術が鍵になります。

操作するたびにリモコンを探したり、本体を操作するという手間を省いています。

少し距離のある場所から声を出すだけでアマゾンエコー(AmazonEcho) の操作が可能というのは本当に想像以上に快適なものです。

★Amazon musicとの連携で音楽再生デバイスとして優秀

出典:Amazon Echo  HP

アマゾンエコー(AmazonEcho)では、そのネットワーク機能とAmazonの音楽配信サービスAmazon Music Unlimitedの連携により、4000万曲もの音楽をいつでも好きなだけ聞けるようになっています。

まるでカフェで音楽を聴きながら過ごすような時間を味わうことができます。

気分に合わせてリラックスできる曲を流したり、ジャズをずっとかけてみたり、有線のような楽しみがあります。

最も安いプランの場合、月額380円で4000万曲の音楽が聴き放題になります。

この無制限の聴き放題サービスで、部屋の中で常時音楽を流す使い方なので、本当におすすめです。

 

Amazon Music Unlimited について調べる

★スキルと呼ばれる第三者が開発したアプリを搭載し、機能拡張できる

出典:Amazon Echo  HP

アマゾンエコー(AmazonEcho)スキルとは、ニュース、ラジオや天気予報、音楽など後から追加できる機能のことです。

スマホ(iPhoneやAndroid)のアプリと考えると分かりやすいと思います。

アマゾンがこの分野で爆発的に成功した要因の一つに、この「スキル」を開発できる開発キットを外部に公開したことがあげられます。

このように外部に公開することで、様々な会社が多様なスキルを日々開発しており、アメリカではすでにEchoスキルは1万をゆうに超えているそうですが、日本でも1000以上のEchoスキルが公開(2018年10月時点)されています。

スキルについて、日本アマゾンが公式に案内しているページはこちらです。

先日、あるイベントが開催されました。

出典:Amazon Echo  HP

それは、アマゾンジャパン公式のアレクサスキルコンテスト「Alexaスキルアワード2018」の決勝審査会が、アマゾンジャパンの新オフィス・目黒セントラルスクエア21Fで2018年9月29日開催されました。

スキルの応募総数は365スキル。

その中から24スキルが決勝審査会へと進み、当日プレゼンテーションを行ない、最終的に評価された優秀スキルを決めていきます。

最優秀賞 個人開発者に輝いたのは、みんなのおりがみ(k-namech)でした!

出典:Amazon Echo  HP

おめでとうございます。 早速スキルを入れて、試してみたいと思います。

参考までに、このイベントで選ばれたスキルは次の通りです。

  • 最優秀賞 法人開発者
     クイックちゃん(セゾン情報システムズ)
  • キッズ部門
     こたえのないえかきうた(サントリーホールディングス株式会社)
     みんなのおりがみ(k-namech)
  • 暮らし部門
     ゴミ丸(株式会社Shaxware)
     Smart Post(プロトタイプ)
  • 子育て支援部門
     いこーよのおでかけナビ(アクトインディ株式会社)
     ぼく、わたし帰ったよ(THE チーム 安否確認)
  • シルバー部門
     血圧手帳(橋本よしゆき)
  • 地方応援部門
     ローカルライドシェア(ローカルライドシェア)
  • 特別賞
     おばあちゃんセンサー (おばあちゃん、元気?):
     魚魚リンガル(B0U5H1(ボウシ))
     クイックちゃん (株式会社 セゾン情報システムズ)
     ドラゴンロール 寿司屋の通訳 (株式会社メルティングドッツ)

このようなイベントの開催は非常によいと思います。

理由はユーザーにとって使いやすく質の高いスキルはこうあるべきと、一つの方向性やコンセプトを示すことが出来るからです。

現状は、日々様々なスキルが開発され提供されますが、「ああ、コレは便利で素晴らしいな!」といえるスキルがどれほどあるでしょうか?

これからは、ユーザーが真に求めているスキルに焦点が定まり、今以上に素晴らしいスキルが開発されることを期待します。

ところで私にとって重宝しているスキルがあります。

出典:Amazon Echo  HP

それは「ラジコ」です。

あなたが今いるエリアで放送しているラジオ局の番組を聴くことのできる「ラジコ」というスキルです。

そのほか私が気に入っているスキルを紹介すると本を読みあげてくれるスキルがあります。

コレについては記事「アマゾンエコー アレクサの読み上げスキルはめちゃくちゃ便利で最高!」をご覧ください。便利さを実感できますよ。
[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazon-echo-alexa-skill-readbook/”]

AIスピーカーの売れ筋No1 アマゾンエコー(AmazonEcho) に画期的な製品が日本に登場

出典:Amazon Echo  HP

最近こうしたスキルを劇的に使いやすくする製品が発表されました。

それは

日本での発売予定は発売予定日は2018年12月12日です。

★アマゾンエコーショウ(Amazon Echo Show)の特長

出典:Amazon Echo  HP

Amazon Echo Showの最大の特徴は、10.1インチのHDタッチスクリーンを搭載している点です。

スマホサイズ程度のEcho Spotより約4倍ほどのタッチスクリーンサイズを搭載しており、Echo Spotにあった「画面が小さい」「タッチ操作しにくい」というユーザーのリクエストにしっかり答え、手動操作や情報の視認レベルが大きく向上しています。

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出典:Amazon Echo  HP

いままで、様々なスキルが提供されましたが、音声のみの案内だけでは不十分だと感じてしまうのです。

「スクリーン(ディスプレイ機能)があれば、どれほど便利になるのに・・・」と感じるのは私だけでしょうか?、いや多くの方がそう感じたと思います。

音声情報に比べ圧倒的な情報量を備える視覚情報が加わることで劇的な進化が見られます。

現在人気スキルの一つに、食材からクックパッド上のレシピを教えてくれるスキルがあります。

人気があるとはいえ、操作(やりとり)は洗練されていません。

次のようなやりとりです。

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、クックパッドを開いて[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]クックパッドへようこそ。材料名や料理名からレシピが探せます。何のレシピを調べますか[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]じゃがいも[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]じゃがいもですね。きんぴら、がんもどき、ジャーマンポテト、その他からどの料理がいいか教えてください[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]きんぴら[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]材料はニンジン、新じゃが、醤油、砂糖などです。このレシピを読み上げますか[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]はい[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]じゃがいもは千切りにして水にさらす。にんじんも千切りにする。鷹の爪は種を取り除く[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、次へ[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]じゃがいもの水分を取り除く[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、次へ[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]フライパンにサラダ油を熱し、じゃがいもとにんじんを炒める[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、次へ[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]透明になってきたらだし汁を加え蓋をして蒸し煮にする[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、次へ[/voicel]

[voicer icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/amazonechonew1.jpg” name=”Echo”]鷹の爪を加え、汁気がなくなるまで炒り煮してお好みで入りごまをふる[/voicer]

[voicel icon=”http://otokono-iroke.net/wp-content/uploads/2018/10/haseyanphoto.jpg” name=”Hase”]アレクサ、終了[/voicel]

文字表示されるといかにもまどろっこしいと感じるかもしれませんが、実際使用してみると、横に料理人がいて一つ一つの手順をガイドし、それに従って料理を作っていくイです。

日本での2018年12月エコーショーの発売に合わせ、画像(動画)のメリットを生かした様々なスキルが開発されています。

例えば、私はよく出前館を使用しますが、出前館【アマゾンエコーショー(AmazonEchoShow) 対応)】スキルが開発されています。

出典:Amazon Echo  HP

出典:Amazon Echo  HP

非常に楽しみですね。

ただし、一つだけ懸念があります。

それは、アマゾンエコー機器ではyoutube動画の表示が出来ないという点です。

アマゾンエコー(AmazonEcho) の競合製品としてGooglehomeがあります。youtubeはGoogle 社に2006年買収されたので、戦略上の理由でyoutube動画の提供をアマゾンに対し許可していないのです。

[aside type=”boader”]

2018.10.30追記

Echo ShowではWebのブラウジングが可能になり、AmazonのSilk、もしくはFirefoxを使い、ウェブサイトを見ることができます。

見るには「アレクサ、Silkを開いて」または「アレクサ、Firefoxを開いて」でOKです。

ブラウザを開き、画面上のキーボードを使ってURLを入力してお気に入りのウェブサイトにアクセスできます。[/aside]

いずれにしてもアマゾンエコー(AmazonEcho) にスクリーン機能が搭載されたアマゾンエコーショー(AmazonEchoShow)が発売される2018年12月以降、来年にかけて今以上の勢いで我々の実生活に入り込んでくるのは確実だと思います。

最後に、アマゾンエコー(AmazonEcho)製品群の来たるべき未来を垣間見るために、今回発表された新製品を一挙に簡潔にまとめた動画がありますので紹介します。

自動車への搭載についてのイメージがみれますよ。

出典:HomeAutomationX

 

まとめ

いかがですか、いままでAIスピーカーについて一体何に使うのかなぁ?と感じていたあなたにとって、すこしAIスピーカーのもたらす利便性が見えてきたのではないでしょうか?

音声により操作する感覚に違和感はなくなりつつあります。

そうした動きを受けて、家庭の電化製品のコントロール出来る機能、自動車に搭載され、音声での指示が出来る装備など様々な製品が開発されています。

こうした近未来への投資が盛んに行われている現実を踏まえると、今後AIスピーカーの枠を超えた画期的な製品が世に出てくるのが非常に楽しみです。

最後に、私が書きましたAIスピーカー関連の記事を載せておきます。

[kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazon-echo-alexa-skill-readbook/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoalexa1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonecho1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/amazonechoskill1/”] [kanren url=”http://otokono-iroke.net/aispeaker1/”]